今日が今年の最終営業です。

いやあ、やっぱり改行は体質に合わないですなあ(笑)。
きのうお知らせしましたように、1月9日の「坂本龍一コンサートパブリックビューイング」は午後4:00からと午後8:00からの2ステージです。ただそれぞれのリハーサルとその後の解体の様子まで配信されますので、それぞれの1時間前からの上映となります。坂本龍一さんご本人の意向と著作権JASRACの関係で、このパブリックビューイングに関しては基本的に無料です。カフェ豆ちゃんでのパブリックビューイングの主催者はFREEPETS九州です。カフェ豆は会場提供者です。ただ何時間も一カ所にたくさん集まるので、参加者の個人的な意思でのカフェメニューのオーダーはできます。また、参加者の人数が多くなった場合にも、危険がない範囲で入場制限はできるだけしないようにするつもりですが、もしや万が一予想外の多人数になった場合には参加者の安全を第一に考えて、会場提供者として入場制限させていただく場合があるかもしれませんのでご了承ください。

そして1月9日のパブリックビューイングに来てくださるお客様にひとつお願いがあります。それは坂本龍一さんご本人からのお願いでもあるのですが、日本では毎日400匹の犬や猫が刹処分されています。日本での刹処分がなくなるように国にお願いする署名をお願いしたいのです。去年の5月に、このカフェ豆ブログで私はこんなことを書きました。
「カフェ豆がある東古川町は、長崎の中でも古くからある町家がいまだに残っているような風情のある通りです。そこにはかなりの数の飼い猫や野良猫が毎日行き来しています。そんな猫のいる風景も長崎らしくてとてもいいものです。この猫たちが通りのあちこちに残していく糞には困りものですが、誰かが野良猫にエサやりをしているからといって文句を言ったり、ましてや裁判沙汰になどする人はいません。昔ながらの町の人は猫と共生するのはあたりまえです。多少糞で困ったり、サザエさんみたいに魚をくわえて逃げられても、そこはご愛嬌というもの。全国で年間70000羽のドバトが刹処分されているそうだし、犬猫も毎日400頭が炭酸ガス室で窒息死(安楽死ではなく苦しんで死んでいく)させられているそうです。一方では悪徳繁殖工場で生まれてすぐに親から引き離されて小さなケースに入れられておもちゃと同じように店頭に並べられて売りさばかれている子犬や子猫たちがたくさんいます。それが日本の犬猫事情のようです。また、ドイツでは刹処分される犬猫はいないし、刹処分する施設すらないそうです。
http://www.alive-net.net/law/wadai/Germany1.html 
すごいですね。というか本来それが当たり前なんでしょうけど。以前熊本市が職員の努力で犬猫の刹処分数がほぼ0になったという話を聞きました。やればできる系じゃないけど(笑)やればできるんですよね。行政も決して殺したくて殺しているわけではないというのもわかります。我が家の夢は、借家でもいいから、いつか一軒家に住んで猫を飼うこと。もちろん最期まで面倒を見る。残念ながら今はマンション住まいだし共働きだから面倒見る人がいないので飼えません。ただ可愛いから飼って、引越するからとか、可愛くなくなったからといって、捨てたり保健所にもっていったりする人の気が知れません。中には生きたままゴミ袋にいれてゴミの日に出している人もいるそうです。もう目眩がしますね。かといって自分が住んでもいないところの野良犬や野良猫にエサをやりにいくのも自分の勝手な都合です。困りものなのは鳩や犬猫ではなく、あきらかにモラルのなくなった人間ですよね。」
ドイツでは刹処分がありません。そして熊本市でも保健所に連れられて殺される犬や猫たちはいません。でもそれ以外の自治体で、犬や猫たちは人間の一方的な都合だけで苦しみ抜いて殺されていっています。ただ人間がその気になれば刹処分はゼロにできるんですね。そんな法律をつくってくださいという署名です。今回のカフェ豆でのパブリックビューイングは、その署名運動を積極的にやっている団体FREEPETSの中のFREEPETS九州が主催です。
FREEPETSについてはここです→http://freepets.jp/
坂本さんはそのFREEPETSのひとりなんですね。頑張れば犬や猫を殺さずにすむ。それを実現しようという動きです。みなさんご理解とご協力をお願いします。
 
いやあ、今日がいよいよ今年最後のカフェ豆の営業となりました。この一年、みなさま本当にお世話になりました。新年は1月6日(木)からの営業となります。そして「坂本龍一パブリックビューイング」を皮切りに1月は15日(土)「立石佐保美+西口恭代コンサート」、23日(日)ボサノバのフリーライブ「リマー」、そして30日(日)が「昼ジャズ!!」と毎週ライブが目白押しです。展覧会も現在開催中の「山下良夫展 テンペラ画の世界」が23日まで。その後26日からは「長崎路上観察学会アルキメデス写真展」がはじまります。これまた面白すぎる写真展です。20年間にわたる長崎の路上観察集団アルキメデスの活動の成果を約50点の「おもしろ写真」に集約して展示されます。お楽しみに!