今日の木下恒存ライブ、よかったです〜!

KTNギャラリーの個展会場。津軽三味線の木下恒存さんによる演奏に集まってくださった多くの皆様。ほんとうにありがとうございました。おかげさまで充実した時間と空間をつくりだすことができたことに感謝申し上げます。わたしのちょっとした思いつきに、しっかりと応えてくださった木下さんとアシスタントの堀さん。そして突然の無理を聞いてくださったKTNギャラリー担当のTさん。ほんとうにありがとうございました。この様子は近日中にYOUTUBEにアップする予定です。お楽しみに!
さて、KTNギャラリーの「吉田隆美術作品展」も今度の水曜日までとなりました。やはり過ぎてしまえばあっという間ですね。あと3日間。まだ見てないそこのあなた、忘れないでね(笑)。
え〜、カフェ豆内のギャラリー「ギャルリーコクトー」では、8月29日までひきつづき個展開催中です。KTNのほうが終わったら、こちらも少し展示内容を変えようかなと思っています。すでに見ましたと言う方も、またあらためて来てくださいね〜。
っちゅうことで、2カ所で個展開催中だというのに、そのほかのことでもめちゃめちゃ忙しく走り回っているカフェ豆店主です。みなさんから「ちゃんと寝てくださいね」と言われます。はい、ありがとうございます。極力そのように心がけています。でも今日も徹夜です〜。
 

ところでみなさん、今度の土曜日。つまり8月7日は「ピアニスト重松壮一郎ソロライブ」です。まだ予約されていない方は、どうぞお気軽にお電話ください。095-825-4455、まだ大丈夫です。ピアノの演奏なので、それほどステージの場所をとりませんから、客席はかなりゆったりととれます。まだ何人でも大丈夫です。当日は、昨年と同様キャンドルライブにしようかなと思います。8月7日はきっとそれぞれに忘れられない感動をお持ち帰られることと確信しています。この感動をそこに集ったみなさんで共有できることが、なによりも嬉しいことだと思います。ワンドリンク付2000円。このクオリティでこの価格はどう考えても格安だと思います。彼のライブは私も3度経験していますので、自信をもっておすすめできます。彼の音楽はカテゴライズできませんが、あえて言うならば私はジャズなのだと思います。決してそのへんのニューエイジとかヒーリングミュージックとは違います。カトンボのような細長い身体(失礼)からは、繊細で、そして信じられないような力強い意志を持った音世界が展開されます。それはどこまでもまっすぐに聴くものの心に突き刺さります。ただの一音も聞き逃すまいと思ってしまいます。そのうち手が汗ばむほどの緊張のあと、最後にはいつのまにか自分の心がとても解放されたような気持ちになります。なつかしい故郷へ帰って来たような、おだやかな気持ちになるのです。不思議と言えば不思議な演奏です。今回は私の作品も曲に関わることができそうです。それは昨年、重松さんの演奏を聴かせていただいて、とても共通する世界観を感じることができたので、今回は是非とも個展期間中にとお願いしました。KTNギャラリーの都合で、あちらでは間に合いませんでしたが、カフェ豆の会場ではしっかりと聴くことができます。みなさん、時間の都合のつく方は、是非ぜひお越し下さい。お待ちしています!
 

被爆のマリア (文春文庫)

被爆のマリア (文春文庫)

田口ランディさんの「アンテナ」に続き、「被爆のマリア」」を読みました。「アンテナ」や「キュア」とは違って、とてもおだやかでヒューマンで正直な小説でした。正直な小説っていう表現は少しおかしいのかもしれませんが、でもアンテナやキュアに出てくるかなり屈折した登場人物がいるわけではなく、妄想がとてつもない世界へ走り出すわけでもなく、とてもリアルというか、おそらくほぼドキュメントなんだろうなと思える小説です。それでもあいかわらずの豊かな行間。読んでいて心地いいです。ことばのまわりに、その何倍も何十倍もの物語があります。それがとてもわかるから、短編でもとても厚みのある世界です。いいなあ。
徹夜ばっかりしてるくせになんで小説読む暇があるの?とお思いでしょうが、忙しいなかにも、なにもできない時間ってあるわけで、そんなときにちょっとづつ読むのです。私は人より本を読むのが極めて遅いのですが、好きな本だとワワワ〜って読んじゃうんですね。めったに出会いませんけどね。だから今のところ小説では村上春樹さんの昔のやつと、田口ランディさんの小説。田口さんの小説はまだ5冊ほどしか読んでいないので、これから読ませていただこうと思います。
 
あっと、このあいだここでお話ししました「珍来ラジオリスナー倍増計画」。忘れられないように、しばらく毎日アップしますね(笑)。
毎週火曜日の午後8:30からの30分間のコミュニティラジオ「長崎市民FM」のなかでも、とくべつゆる〜い番組「ペコロス・アニキの珍来ラジオ皆キクヨロシ」。周波数は76.7MHzではありますが、長崎市内もかなりの中心部で、なおかつ障害物がないような箇所でないと聴けません。ただしネットでは画像も含めて見たり聴いたりできます。ただしネットだと著作権のある音楽は聴けません。こうしたハードルはありはしますが、このあたりをクリアすれば、かなりマニアックな笑いに浸ることができます。笑いだけではありません。珍来ラジオ唯一のヘビーリスナーであるDaiコさんが言うように、選曲のセンスがなかなか一筋縄ではいかないあざとさを持っています(笑)。ま、わかる人にはこたえられない魅力があるということです。それとめちゃユルの進行。一般のFMラジオと比較したら、というかそもそも比較にならないのですけど、ほとんど放送事故のような番組(笑)。だから…だから面白い!こたえられない。Daiコさんのように中毒になります。ネットはここ↓
http://www.stickam.jp/profile/nagasakifm
ということで、ネットではコメントも書き込めます。今度の火曜日の午後8:30からの30分間。みなさん是非ぜひコメントを書き込んでください。お願いします!
 
あ、そうそう、今日はカフェ豆店主がまるまるギャラリーに詰めていたんで、カフェ豆の「悪魔のティラミス」が売り切れても追加でつくることができませんでした。ご迷惑をおかけしました。私はお店にいなかったのでわかりませんが、めちゃめちゃ忙しかったんだそうです。カミさん、ユキちゃん、おつかれさまでした。