ワインとよく合うパスタランチです。


「目があっても物を見ず、耳があっても人の話を聞かない、自分だけの幸せを思うごう慢な人間。一人よがりの人間の群れは、これからどこへ行くのだろう。民族が生み出した日本人の生活、テーマを生きたあかしとして作品で刻印しておきたい。」

「田舎の小川や、そこにいる小さなめだかやエビも含めて、小さな自然の命が、今の自分を育ててくれたと思う。そんな小さな自然と共に生きていきたい。空も風もみんな生命。人が見落とすような生命を拾って絵にしたい。」

これは昨日紹介した馬場一郎先生のことばです。
馬場先生の簡単なプロフィール
1935年久留米市生まれ
佐賀大学特設美術科専攻科修了
1975年 二科展特選
県展審査員などを経て 二科会会員(審査員)
2004年日米友好50周年記念二科選抜展
アジア美術家連盟会員 日本美術家連盟会員
馬場一郎絵画展は6月6日(日)まで、カフェ豆内のギャラリー「ギャルリーコクトー」にて好評開催中です。雨の日曜日。ゆっくりとした気分で、いろんなことは少し忘れて、おいしいコーヒーを飲みに来てください。あ、いつものランチもやってます。お昼からエビスの生ビールっていうのもいいですよ。もちろんワインも。今日のランチはきのことソーセージの和風バターソース。白ワインがよくあいます。ビールもグラスワインも500円です。野菜たっぷりのミネストローネと手づくりパンとコーヒーがついて980円。電話予約をしていただければデザートにバナナケーキか冷たいスムージーがついてきます。めちゃお得です。
 
いやはや、しかしまあ長崎の龍馬ブームあやかり商売の節操のなさといったら留まるところを知りません。ちょっといい加減にしたら?って思ってる人のほうが多いんじゃないかな。まちを歩くと龍馬のかっこうをしたキャンペーンの男の子があちこち歩いていたり「龍馬が食べた◯◯」「龍馬が飲んだ◯◯」「龍馬が歩いた◯◯」「龍馬がつけた◯傷」「龍馬まんじゅう」「龍馬クッキー」「龍馬コーヒー」「龍馬カレー」「龍馬角煮」「龍馬カステラ」「龍馬キャンデー」「龍馬ビール」「龍馬Tシャツ」「龍馬手ぬぐい」…あげたらきりがないですね。いったい龍馬はタマちゃんか?石川遼か? 大河ドラマで話題になって、多少あやかるのもしょうがないかもしれないけど、かえってみっともないことになってる。こんどの参院選でも龍馬にあやかるおバカな候補者が出てくるんだろうな(笑)。単なるブームだから来年はサーーっと引いてるんだろうけど、それにしても残念な長崎の街です。
このごろこのブログを長崎以外の人も見ていただいているようなので、もいちど言っときますけど、長崎にある「龍馬の刀傷」は京都の寺田屋にある刀傷と同様に龍馬がつけたものではありません。龍馬が死んでから、つまり明治になって建てられた建物に龍馬の刀傷があるわけないのです。ちゃんと資料も残ってるのでまちがいないです。あの傷は吉田健康っていうお医者さん(それにしてもすごい名前)が酔って剣舞を踊っているときに、いきおいでつけてしまった傷だって、当時の花月の主人が書き残しているんです。あの料亭には龍馬も行ったかもしれないけど、今ある建物は明治元年に建てられたので、龍馬は行ったことないわけです。長崎の人はみんな知ってるからいいけど、刀傷を龍馬がつけたんだと信じて、わざわざ遠くから見にくる人たちに申し訳ないですよね。ついでに、亀山社中だって、あのあたりにあっただろうというだけで、場所すら何の確証もないわけですから、そこんところわかったうえで見てほしいですね。