超おすすめ「悪魔のティラミス」

あいかわらず忙しいので写真を撮ったりして紹介する暇がないから、いまいち説得力に欠けるとは思うのですが、カフェ豆ちゃんの「悪魔のティラミス」がますますおいしくなりました。このどこにもない大人の味のティラミスは、ぱっと見は変わらないようで、最初のころとはずいぶん変わりました。チーズクリームの素材の分量も変わったし、自分で言うのもなんですが、クリームの泡立て方がとっても上手になりました。以前はクリームチーズが入ると、どうしても多少べっとり感が残って重い感じがしましたが、日夜研究を重ね、味見と称しては試作品をパクパク食べ続け、さらに体重を増やしたカフェ豆店主の努力の甲斐あって、マスカルポーネたっぷりだけどきめ細かでふわふわのチーズクリーム。それから、以前はビターチョコを刻んでクリームに混ぜていたのを、オーダーをいただいてからデコレーションするときにビターチョコをかつお節みたいにけずってふんわりとクリームにかけるようにしました。そしたらクリームのふわふわ感はそのままに、削りたてのビターチョコが口の中でスッと溶ける感じと、さらにコーヒー豆の超微粉末の香りが絶妙のハーモニーをつくりだします。もちろんスポンジのかわりに本物のカステラにいれたてのエスプレッソをしみこませていますから、ときどきあのザラメのガリッという食感が嬉しくなります。つまり、カステラ（ザラメ付）+エスプレッソ+マスカルポーネ+生クリーム＋カルアリキュール+ラム酒+卵黄+グラニュー糖+ビターチョコ+スペシャルティーコーヒーの粉末+企業秘密=悪魔のティラミス　というわけです。そしてオーダーをいただいてからカステラを切り、チョコを削り、コーヒー豆をを挽いてデコレーションをします。とにかくできるだけできたて新鮮なおいしさを味わっていただくために、チーズクリームもつくりだめしませんから、ときには時間がかかったりもしますが、そこはやはり最高の状態で召し上がっていただきたいので、つくるほうはめちゃめちゃ手間がかかります。だからこそ他店ではできない味なんですね。これで「悪魔のティラミス」はほぼ完成形に近くなったと思いますし、大きさも最初の頃と比べると1.5倍にはなってます。でかいです。でもそれだけ食べてもどっかり来ないのは、挽きたてのコーヒー豆のパウダーが大人の味を演出しているからでしょう。初めて見るお客様は、たいてい「お〜！」とか「うわ〜！」と声をあげて喜んでいただいております。さらに一口食べて「おいし〜！」それからいっしょに来た人に「ちょっとこれ食べてみて、おいし〜から」と思わず人に食べさせたくなるほどです。こんなこと店主が言ってもどれだけ説得力があるかわかりませんから、一度だまされたと思って食べてみてくださいな。
あっというまにもうすぐ4月。4月からカフェ豆ちゃんの定休日を月曜のみにしようと思います。そう、今年のはじめからデザインの仕事があんまり忙しくて、週休二日のカフェというふつうでは考えられない業態をとっておりました。ところが火曜日に来て、閉まっているカフェ豆を見てがっかりされるお客様が絶えないのが申し訳なく、なんとか4月から火曜日は営業することにいたします。ただしとりあえず火曜日はランチなしでの営業です。ランチ以外は他の日と同様に普通に営業します。よろしくお願いいたします。
ということで、今日も朝までデザインの仕事なのでこのへんで失礼します。みんな花見とかで楽しい休日を過ごしてるんだろうなあ……。
　
あ、今日のBGMはこれ！

ロックンロールパンダーランド

5月8日（土）にカフェ豆ではやくも3度目のライブが決定したギターパンダの新しいCD「ロックンロールパンダーランド」！これまでのベスト版みたいなかたちのCDですが、新たな録音のようです。アマゾンの紹介文には「忌野清志郎氏&2・3’S(ニーサンズ)のギタリストとしても活躍した山川のりを氏のライフ ワーク的な新プロジェクト!忌野清志郎氏&2・3’Sの2ndアルバム「Music From Power House」 収録曲「お弁当箱」のカバー曲も収録!(作詞:忌野清志郎、山川のりを 作曲:忌野清志郎)」とあるように、忌野清志郎色が強い感じですが、もちろんギターパンダ独壇場のロックです。それに参加ミュージシャンの中には、な、なんと！あの梅津和時氏の名前があるではありませんか。彼もRCサクセションのホーンとして有名ですが、私の中では生活向上委員会の梅津さんなのであります。生活向上委員会って、若い人はもちろん知らないだろうけど、それはそれは凄いバンドでした。あれは私が学生の頃でしたから30年も前になるんですね。アマゾンで検索してもかろうじてレアなCDが2枚しか出ないですから若い人が知るわけない（笑）。基本ジャズなのですが、それはそれは凄まじい迫力の音楽集団でしたね〜。ステージでは逆さ吊りのまま長時間ものすごいサックスのソロをやったりしてめちゃ楽しかったです。ま、昔話はこれくらいにして今回のギターパンダライブは、このあいだ還暦大宴会でおおいに盛り上がったペコロスこと岡野雄一さんとのジョイントです。これはギターパンダ本人からのたっての希望で実現しました。4月から正式に予約を受け付けますが、待てない方は今からでもOKです。お電話ください。095-825-4455カフェ豆ちゃんまで。