でかかったクイーン・メリー2

このあいだ久しぶりに映画館に行って有頂天になったのか、「アバター」をベタ褒めしてしまいましたが、あとで冷静になって思い返してみると、あそこまで騒ぐこともなかったなと思いました(笑)。もしあれが3Dでなかったら、技術的に良くできたCGアニメとそれほど変わらないのかなと。高度なCGと3Dにビックラこいてしまった。いやそれでも凄いのは凄いんですけど、おそらくあえて子どもにもわかりやすい形のストーリー展開にしたんだろうと思います。そう考えるとエイリアン1と2の違いみたいなもんで、エイリアン1の監督リドリー・スコットと2のジェームズ・キャメロンの違いですね。やはりリドリー・スコットは子どもは相手にしない(笑)。ブレードランナーを見てもそうですね。大人のSF映画ジェームス・キャメロンは大人から子どもまで楽しめるいわば大衆映画。ターミネーターもそうですよね。どちらも超ド級であることは確かですが、芸術性となるとリドリーのこだわり勝ちかなと個人的には思います。と、そんなこんなで「アバター」で舞い上がった気持ちを鎮めた今日この頃、先日長崎港にやってきた世界で7番目にでっかい客船「クイーン・メリー2」の写真を撮ってきました。

でっかい!いやあ〜でっかいです。全部入りきれません。「船体の黒い塗料だけでどんだけかかったんだろ」といらぬ心配をしてしまいました(笑)。言ってみれば大金持ちの道楽の道具でありステータスを誇示するアイテムなわけですが、この巨大な構造物をつくりあげた人たちの情熱と美意識を思うと、やはり心を動かされますね。なんとも複雑な気持ちにもなります。長崎港で造りながらも何かの理由で燃えたダイヤモンド・プリンセスや飛鳥も豪華だったですが大きさでいうとランク外なんだそうです。あまりの大きさに横浜ベイブリッチは低くて通ることができずに、その手前の貨物用埠頭に停泊したんだそうで、長崎の女神大橋もわずか3メートルのすきまでギリギリセーフだったそうです。で、アジアを旅する豪華客船では、この「クイーン・メリー2」が最大なのですが、それより大きい6隻の船のほとんどがカリブ海を廻る超豪華客船だそうです。信じられないような世界トップの大金持ちがカリブの海で遊びほうけてるんでしょうね。……うっ、うらやましくない。ぜ〜んぜんうらやましくないですとも。幸せはお金では買えないのさっ…。そうさっ。一杯のおいしいエスプレッソでも幸せになれたりする。カフェ豆はそんな幸せになれるコーヒーをみなさんに味わっていただきたい。(そうきたか)
明日は土曜日。当然明後日は日曜日。開催中のランタンフェスティバルも中盤を迎えます。カフェ豆はいつものように土日も手作りパスタランチや大好評の「悪魔のティラミス」を用意して、皆様をお待ちしています。ちなみに明日のパスタは「きのことソーセージの和風バターソース」。ディチェコNo,10に完全手作りオリジナルソースです。自慢の手作りパンはエビスの生ビールもお待ちしています。いま、個人的にイタリア直輸入の高級チーズ、パルミジャーノ・レッジャーノをポリポリかじりながらエビスの生ビールやイタリアワインを飲むのにはまっています。生ビールやワイン(ともに1杯500円)をオーダーされたお客様にはこのパルミジャーノ・レッジャーノをサービスさせていただいております。こんな感じで、気まぐれサービスも楽しみなカフェ豆をどうかよろしくお願いします。