じつは昨日は仕事で平戸に行ってまして、それもかなり奥まで入ったところの小学校。全校生徒29名。なんと4年生はひとりだけ。でも学年は関係なく、みんな楽しそうに元気いっぱいの子どもたち。夏にはすぐそばの川にホタルがいっぱいになり、年によっては水面が見えなくなるほどのホタルが舞うのだとか。そんな素晴らしい自然に恵まれて育つ子どもたちに接していると、なんだかそれだけでウルッときてしまいました(笑)。で、そんな子どもたちが地域のおじいちゃんたちといっしょに、川を浄化させるEM菌の団子づくりの様子を取材しにいったわけですが、こんなにきれいなところに、はたしてEM菌の団子が必要なのかどうかという気もしましたが、そんな故郷を思う気持ちを世代を超えて共有し合うことで、まち全体がとっても仲良しで素敵な場所になっているんですね。おじいちゃんおばあちゃんたちも、子どもたちにいろんなことを教える機会もできて、朝からの集団登校にもいっしょに歩いてやったりと、それはそれはあったかい町だなと感激しました。世代を超えて何かを一緒にやる。お互いを認め合って暮らしていく。帰りの車の中で、そんな当たり前のようなことがめずらしくなってしまったから感動してしまったんだろうと思いました。