ぜんぜん謝ってませんけど(笑)

あの…ですね、ここはカフェのブログなので、ほんとはカフェのメニューとかランチのおいしさなんかについていろいろ書いて、たくさんお客様に来ていただこうと思っているのですけど、意外とカフェ以外のことについての書き込みを楽しみにしている人も多いらしくてですね、で、カフェ以外のことは別の「今日のバガヤロさま」に書いているので、そっちを見てほしいのですけど、このごろけっこうシビアなことも書くようになって、直接リンクするのをやめました。いったん「黒糖庵」という美術を中心としたおもしろくない(笑)ブログに飛んで、そこからのリンクで「今日のバガヤロさま」に行くことができます。でも勘違いしないでください。「今日のバガヤロさま」はあくまでシャレでやってますから、真面目にコメントしたり説教したりしないでくださいね。で、今日そこでも書いたんですけど、いま芸能ニュースを騒がせている元国会議員による眞鍋かをりさんの写真無断使用騒動。無断使用した元国会議員が「話が伝わらなかった」と言い訳をして済ませようとしているようですが、なんかおかしいんじゃないのと思うのです。タレント写真を使用するための許可をもらったのもらわないのということに話題を持っていって、ほとんど知りもしない眞鍋かをりという知名度と好感度を利用しようとしてついたウソに関しては謝罪どころか何のコメントもない。騒動が思いのほか大きくなって、慌ててポスターを撤去して、「おわびは申し上げるが、趣旨が伝わっていなかったとすれば非常に残念です」と、与党議員の失言に対する言い訳みたいなコメントを寄せているのには、真鍋かおりさんの事務所の怒りがおさまらないのも当然でしょう。わかりやすく言えば、応援してもいないタレントを応援しているかのようにポスターをつくって有権者をだまくらかそうとしたってことです。そう、これは許可をとるとらないが問題ではなくて、有権者にウソをついてまで好感度をあげて国会議員になろうとする人間がいるってことが問題なんじゃないかと。写真の使用許可ではなくて、候補者が公然と有権者にウソをついているのに謝るどころか、論点をずらして「こちらに落ち度はないが仕方ないから謝ってやる」みたいな態度こそ問題だと思いませんか、皆さん!って、サンボマスターみたいになってしまった(笑)
上の書き込みをアップしたとき、この元国会議員を民主党だと思い込んでいました。失礼しました。ほんと単なる思い込みでした。きっと彼の日の丸に信念という筆文字のマークが民主党のマークに見えたんだと思います。数時間のアップとはいえ民主党さんには失礼しました。ご指摘いただいたじだらくさん、ありがとうございました。
 
 
はい、話題はガラリと変わりまして、今日からカフェ豆店内のギャルリーコクトーでは「岩永嘉人展 光の旅・Sola」が始まります。昨日その展示作業を行いました。店内の雰囲気がガラリと変わりました。いや実際に変わったのは壁面の作品だけなのですが、作品だけでこうも空間が変わるものかと驚いています。これは見に来るしかない。そう思います。是非是非おいでください。

さて、今回のギャルリーコクトー、第20回企画展というキリバン的な展覧会では、作家の岩永嘉人さんによるギャラリートークを開催します。
8月29日(土)16:00から 入場無料ですが、カフェですのでコーヒー代として500円をお願いします。テーマは「大人の絵画 子どもの絵画 +α」と題して、ともすれば未熟な表現として扱われてしまいがちな子どもの絵画を、もういちど見直すことによって、大人の絵画とは別の世界が存在することをあらためて検証します。そしてそれは絵画という表現形態を見直してみる機会でもあるし、人間にとって絵を描くということがどういうことなのかを考えてみることでもあります。もしかしたら美術教育に携わる人にとっては耳の痛い内容かもしれません(笑)。小中学校の先生は忙し過ぎなので、美術教育についての専門性を求めるのが酷なことなのかもしれませんが、本来芸術教育の専門性は初等教育から必要だと思います。学校の美術の時間を経験したばっかりに絵を描くのが苦痛になったとか、絵を見ても何がいいのかわからないという大人がいっぱいいます。問題はそのことが大した問題ではないという認識しかないということです。原因は子どもの頃ちゃんと教えられなかったというのが多いようです。絵や音楽が言葉と同じように大切なコミュニケーションの手段であり、なおかつ他人同士が心の深い次元で理解しあうことを証明できるものでもあります。極端なはなし、今の日本の教育体制は、絵や音楽を壁の飾りや宴会の余興程度にしか思えない人間を子どもの頃からつくっているとも言えます。…あ、これはカフェ豆店主の持論ですので、お間違いなきよう。とにかく8月29日(土)16:00から、画家の目から見た子どもの絵と大人の絵という視点で興味深い話を聞くことができると思います。是非是非おいでください。