ラルフ・タウナーが似合う店になりたい!
今日は1枚のCDを購入しました。大好きなギタリスト、ラルフ・タウナーのソロアルバム「アンセム」です。
- アーティスト: ラルフ・タウナー
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2008/11/05
- メディア: CD
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毎日お知らせしております6月7日(日)午後7時からケルティックライブ。素敵なケルトミュージックを奏でる長崎のバンド「オットリーズ」。今回は5人のメンバーがいろんな組み合わせで演奏してくれます。ビールやワインを飲みながら、みなさんいっしょに楽しみましょう。
話は変わりますが、以前仕事で亀山社中跡と言われている家に行きました。もう何年も前のことです。そこではボランティアのおじさんが丁寧に解説をしてくれました。「龍馬はこの床柱にこんなふうにもたれかかって刀を片手に座っていたんですよ。」「見てたんですか?」とさすがにつっこみは入れませんでした(笑)が、ここを訪れる観光客のみなさんにそう説明をされていました。「ええっ!坂本龍馬がいた130年も前にこの家が建っていて、そのときの床柱がこんなにピッカピカに真新しいのはどうして?」と思ったものですが、それはともかく、それを聞いた観光客がみんな床柱にもたれかかって、置いてあるおもちゃの刀を片手に記念写真を撮っている。この亀山社中跡といわれている建物は、亀山社中を観光スポットにするために、某有名歴史家に相談したところ、「亀山社中が伊良林の亀山にあったことは間違いないから、このあたりの家をそういうことにしたらどうか」というアドバイスを受けて、手頃な日本家屋をそういうことにしたという話も聞きます。最近この建物の見取り図が見つかって、増改築を繰り返すうちに玄関の位置も変わったのだとか。130年前の小さな木造家屋をつくるのに、当時の大工が今でも残るような見取り図を書くのかどうかは謎ですが、それはともかく、この某有名歴史家は料亭花月にある「龍馬の刀傷」も「そういうことにしたら楽しいじゃないですか」という理由で、そういうことになったらしいです。それから「グラバー邸の屋根裏部屋を、当時の幕末の志士を匿った隠し部屋ということにしたら観光客が喜ぶだろう」ということで、あくまで「…といわれている」としておけば嘘を言ったわけじゃないということなのだそうだ。結局「龍馬の刀傷」というのは、あの部屋が明治になって立て替えられたものだということがはっきりしてからは、うそだということもはっきりしたわけで。しかし数えきれないほどの龍馬フリークが長崎の料亭花月に訪れて、あの刀傷を見ては幕末の長崎に思いを馳せていたわけで、あの傷が偽物とわかった日には「長崎はウソツキ」と思われてもしょうがないですなあ。そもそもグラバー園というのも、以前、長崎の観光スポットの目玉になるものがないかと、当時の市長が某有名歴史家に相談したところ「長崎のあちこちにある洋館をグラバー邸のそばに集めて入場料をとったらよかでしょう」ということで現在のグラバー園ができた、といわれている(笑)。たしかにグラバー園のなかにはグラバーとは関係ない建物やいろんなものが集められています。まさにチャンポン文化の長崎らしくはありますなあ。