予想外の売れゆき


なんと3日で13冊売れました岡野さんのマンガ本。1冊1600円なのに(笑)。いえいえ、決してぼったくりではありません。コピーの手づくりなのでおっそろしく原価が高くつくんです。ですからこんな値段でしかお譲りできないのです。それに売ってくださいという声はたくさんありましたが1600円もするんだから実際に売れても10冊ぐらいだろうと思って15冊用意してもらいましたが、はやくも完売寸前。それも読んだ後に買ってもらうのだから、これはすごいことです。で、15冊限定としていましたが、すでに欲しい!という声をよせていただいておりますので、岡野さんにお願いして、あと何冊かつくってもらうことになりました。「限定15冊だから買ったのに〜」なんて怒らないでくださいね。増刷と言っても是非欲しいという方のための数冊の話ですから。売って儲けようなんて岡野さんも私もちっとも考えていません。是非読んでいただきたいマンガだから、そして是非ゆずってほしいという声にお応えしてのことです。もし私もほしいのでとっておいてくださいという方は、カフェ豆までお電話をお願いします。今度の日曜日につくりますので、できれば明日(20日)じゅうにお電話で予約いただければ確実です。095-825-4455カフェ豆ちゃんまで。
 
おかげさまでカフェ豆は今日も大忙しでした。そしてたくさんの方に岡野さんのマンガを読んでもらいました。お席で笑いを殺したり神妙な顔をしたりと、みなさんはまってしまっていました。旅行でふらりと入って来たカップルも帰りには本を買っていただいたり、今回のまんが展、カフェ豆始まって以来のあからさまな反響かもしれません(笑)。一コマがA3サイズのまんがは普段なかなか見ないと思います。こうして壁一杯にマンガを展示すると、16コマのマンガを何度も何度も見るわけです。そして見るたびにその物語の中に引き込まれます。私なんかもう100回は読みました。だって一日の半分以上が目の前にあるんですから。でも何度見ても見飽きない。それはストーリーを読んでいるのではなく、その絵の向こうの、物語の向こうのにあるもうひとつの時間と、自分がこれまで生きてきた時間とをリンクさせているのだと思います。他人の人生を肯定すること、自分の人生を肯定すること。それは決して無限にはつづかない自分のこの命のかけがえのなさや、隣にいる親や兄弟や友人や先生や近所のおじちゃんもおばちゃんも同様に、みんなかけがえのない命が自分を支えてくれているからこそであり、そのありがたさが、このマンガからにじみだしてくるからだと思います。しょうがなかったり、だらしなかったりして失敗しても、自分ひとりで生きてるなんて思わなければ、きっと最後には生きてきて良かったと思える人生になると、そんなふうに思えてくるマンガです。まだ見てない方、ぜひカフェ豆の空間で岡野ワールドを体験してください。今月28日までですぞ〜!
それから毎度お知らせしています9月27日(土)午後7時からの「岡野雄一ライヴ」。すでに何人もの方から予約をいただいていますが、今回は予約なしでもOKです。そのかわり椅子が足りなくなった場合には立ち見か床に座るかになります。どうかご了承ください。椅子はもうちょっと調達して40脚ほど準備しましたから大丈夫だとは思いますが、この勢いだともしかしたら足りない場合もあるかもしれないからです。あらかじめご了承ください。マンガ本を買われた方で岡野さんのサインが欲しい方は、そりゃライブに来なきゃね(笑)。