本当の都会

cafemame2008-06-28

なんだかこのあいだの岡本一宣トークショーの余韻がまだ冷めなくて、気持ち的に引きずっています(笑)。もちろんいい意味でです。岡本氏の言葉をひとつひとつ思い出しては「なるほど」とか、「う〜ん、やっぱりそれでいいんだよね」なんてひとりごとを言っているカフェ豆店主です。自分では頑張っているつもりでも、どこか「ここまでやってるんだからいいだろいい加減」なんて妥協している自分を見つけたりして、やはり身が引き締まる思いと言うか、もっと背筋がゾクゾクするくらいすごいものを目指さないと!と発破をかけられたような気がします。デザインとかカフェとかアートとか、そんなことではなくて「生き方」としてです。心が豊かで安らぐような世界にのんびりとして暮らすのではなく、それこそ背筋が凍り付くほど愕然とするような、目眩がしてひとりで起き上がれなくなるほどの魅力的な生き方。もしかしたら世の中にはそんなことがあり得るのかもしれない…と思いました。「田舎は素晴らしいが田舎臭いのは嫌いだ」「都会では性差がグラデーション化している」岡本氏のこうした言葉の向こうには、きっとゾクゾクするほどの本当の意味での都会の世界が見えているんだろうと思います。そしてここ数日、私はキングクリムゾンの音楽をずっと聴いています。キングクリムゾンの特に後期の作品は暴力的な描写が多くてついていけなかったのですが、ここに来てその意味がわかったような気がします。
 
日付が変わりました。昨日はランチの予約のお客様がなんと13名。そして予約以外でも次々にお客様に来ていただいたので、てんやわんやのランチタイムでした。おおよそランチタイムが終わる頃からはスムージーのお客様が多いです。久々にいい天気だったので冷たいメニューのオーダーがどっと多くなりました。この夏カフェ豆の課題は、正確で迅速なオペレーション。だれかアルバイトに来てくれませんか〜(笑)。…って、笑ってる場合ではないのです。カフェ豆はアルバイトさんを本気で募集中です。詳細は直接お店でお尋ねになるか、お電話でどうぞ。095-825-4455
 

つい先日発売された「まっぷるマガジン『長崎版』2009」にカフェ豆が掲載されました。特集の「長崎散策ベストプラン5」の3番目に「寺町・眼鏡橋3時間コース」という頁があって、そこで唯一紹介されている「眼鏡橋のおいしいスポット」としてカフェ豆が載っています。27ページです。本屋さんやコンビニに置いてあります。立ち読みでもいいから見てみてね(笑)