久々に晴れました。

と思ったら、また降ってきました。梅雨らしいといえばそのとおりなのですが、雨があんまりつづくとうっとおしいものです。とはいえ晴れが続けば「雨でも振降らないかなあ」とか思うんでしょうね。基本ないものねだりなんですなあ、人間って(笑)。今日は陽がさしてきました。けっこう暑くなるのかな?スムージーのお客様がたくさんいらっしゃいますように(笑)
今日のランチはアスパラとソーセージのトマトソース。レーズンパン。サラダとコーヒーです。アスパラは大村産、ソーセージは島原産。サラダも県内のものだし、トマトソースのトマトはさすがにイタリア産のホールトマトですが、ソース自体はお店の手づくりです。パンも国産小麦100%なので安心安全。今日は大人気のにんじんパンも焼いています。電話予約でミニスムージーもついてきます。今日はウィークデーなのでおそらくゆっくりとランチタイムが楽しめると思いますが、予約をしたほうが確実だしお得です。それではお待ちしています。
 
…と、お待ちしていたんですが、先週あれだけ忙しかったのが、今日はうってかわって静かなランチタイム。こうして準備万端整えると決まってこんなふうなんですなあ(笑)。二週連続火曜日をお休みにしたからか、雨のせいなのか、先週のテレビでの私の印象がよほど悪かったのか(笑)…などといろいろ考えても答えは出ません。つまりいろんな日があるってことなんですねえ。
 
おかげでお昼はかみさんとアツコさんにまかせて、私は原爆落下中心地碑のある平和公園に写真を撮りに行くことができました。その写真で今年の「ながさき8・9平和展」のポスターをつくりました。今年は8月9日に「ながさき8・9平和展」を開催できません。県民が使用するための県民ギャラリーまでつかって「相田みつを展」を8月9日にするんだそうです。8月9日に美術館に行っても「ながさき8・9展」を見ることができないんです。おかしな話です。ま、いいですけど…いや、これはよくない。絶対よくないと思います。もし相田みつをさんが生きていたら「なんてことをしてくれるんだ」ときっと怒るでしょうね。残念です。
ということで、今年の「第29回ながさき8・9平和展」は7月30日(水)〜8月3日(日)長崎県美術館 県民ギャラリーにて開催されます。原爆を、核を戦争を考え、平和を願う者の表現の場として開催している「ながさき8・9平和展」。私たちの時代に核兵器と戦争のない平和な世界が実現することを願って、子どもからお年寄りまでみんなでつくる、手作りの展覧会です。作品を募集中です。審査はありません。出品していただいた作品はすべて展示します。国内はもとより韓国・中国・アメリカなど世界各国から平和のメッセージとともに作品が寄せられます。有名な作家の作品から子どもたちの夢のある作品まで、分け隔てなく展示されます。それが長崎から発信する平和のメッセージです。上手い下手はまったく関係ありません。平和を願いながら何かを考え表現することも大切ですが、単に出品すること自体が平和のメッセージだと思います。そして多くの人がそのメッセージを受けとめます。それが「長崎8・9平和展」です。展示作業もみんなボランティアでやります。何の色にも染まっていない純粋な展覧会です。あなたも参加してみませんか。募集要項は画材店の彩美堂とぐみの舎、そしてもちろんカフェ豆にも置いてあります。

今年は原爆落下中心地碑のすぐ横にある原爆で破壊された浦上天主堂の残骸を写真に撮ってつくりました。一番上にある聖者の像は両手がありません。柱の途中にある天使の鼻はもげています。長崎に住んでいる人なら、そう珍しくはない光景なのですが、たとえばキリスト教信者のヨーロッパ人からすれば胸をえぐられるほどのショッキングな姿なのだそうです。おそらくこの被爆した浦上天主堂が今も残されていたら間違いなく世界遺産になっていたでしょう。広島は原爆ドームが人類の負の遺産として継承されようとしています。ドイツではアウシュビッツ収容所を徹底して保存公開して、人類が犯した過ちへの警鐘を鳴らし続けています。長崎ではかろうじてこの浦上天主堂のほんの一部だけが残されているだけで、あとはきれいさっぱり跡形もありません。物が残っていればいいという問題ではありませんし、被爆の惨状を直接知る人にとっては忘れてしまいたい悪夢でもあるでしょう。だからこそ、残されたものや、この地で生活している人が、しっかりと平和であることの尊さを発信していかなければならないと思います。過去の惨状を嘆くだけではなく、悲惨と平和を知る土地の人間だからこそ、これからの平和を発信すべきではないかと思います。ながさき8・9平和展は未来の平和のためのみんなでつくりあげる展覧会です。ひとりでも多くの参加をお願い致します。
 

おかげさまで「岡本一宣トークショー」は満席となりました。というか、すでにお店に入りきれるか心配なくらいとなりました。本日で予約を締め切らせていただきます。ありがとうございました。トークショー直前に長崎新聞社さんがインタビューをおこないますので、トークショー開催後数日で掲載されると思います。お楽しみに。