エスプレッソは苦くない

美味い!店主が臆面もなく自分とこのコーヒーを美味い!というのもどうかとは思いますが、やっぱりスペシャルティコーヒーをエスプレッソマシンでいれたコーヒーは美味いです。コーヒー大嫌い人間だった私が言うのですから(笑)。飲んだ瞬間からコクと香りが身体じゅうに沁み渡るって感じで、なんかこうフワ〜ってなります。あ、この場合の「て」は長崎弁かな?標準語だと「フワ〜っとなります」ですね。ま、どうでもいいんですが(笑)、カフェ豆のコーヒーを一度エスプレッソで飲んでいただきたい。それも砂糖を少しだけ浮かべて混ぜずに飲むんです。カフェ豆のエスプレッソははじめからダブルサイズ(イタリア語で「ドッピオ」といいます)なので6口分あります。ちびちびすするように飲むんじゃなくて、キュッと飲むのがいいんです。飲んだあとのからだに沁み渡る濃厚な香りを楽しむものです。砂糖を入れても混ぜませんから、ひとくち毎に甘さが違って、最後のひとくちは解け損なったグラニューが口の中にやってきますが、コーヒーの濃さが甘さを抑えているのでとってもいい感じの甘さになります。なんとも贅を尽くしたイタリア人の考えそうな飲み方ですね。エスプレッソって苦いんでしょ、と言われる方がいらっしゃいますが、それは粗悪な豆でのこと。カフェ豆で扱う豆は最高品質の証といえるスペシャルティコーヒー豆を、日本一のバリスタを競うバリスタジャパン選手権の審査員の方に豆のブレンドと焙煎をしてもらっています。品質的にはこれ以上のものはないといっていいでしょう。そしてお店で豆を挽くグラインダーはイタリア最高機種のマッサール、そしてエスプレッソマシンはラ・チンバリーです。これでエスプレッソ・ドッピオが400円というのは普通じゃ考えられない価格設定なのですが、長崎ではまだスペシャルティコーヒーやエスプレッソがまだまだ知られていないので、ここはじっと我慢の子なのであります(笑)。いつか長崎がほんとに美味しいコーヒーを普通に楽しめるような街になればと思っています。

今日はわざわざ東京からカフェ豆めざして来られたお客様がいらっしゃいました。ありがたいことです。こうして少しずつお客様が増えることを願いつつ頑張りますので、よろしくお願いします。明日のランチは黒ごまパンと葡萄パン、豆ちゃんミネストローネとコーヒーです。1時過ぎぐらいに甘いパンが焼き上がります。クリームパンやチョコチップパンが多いですが、今日はめずらしくハムパンとシナモンレーズンパンでした。

胡麻パンは中にも黒ごまがたっぷり練り込んであります。

定番になりつつあるチョコチップパン

シナモンレーズンパン。シナモンが苦手な人手も大丈夫だと思いますヨ。

正直者のクリームパン!
明日は何になるか私もわかりません(笑)。クリームパンを子どものおやつと侮るなかれです。カフェ豆のクリームパンは生地もカスタードもちがいますゾ。かといって決して高級感があるわけではないのですが、なつかしいような何と言うか正直なパンと言いますか、そうそう、パンって飾ったり威張ったりするんじゃなくて、正直に素朴に味を楽しむというところに良さがあるんじゃないかと。だから妙な飾り付けとか高級食材を使ったりではなくて、安心安全なまっさらな国産小麦粉をできるだけシンプルに発酵して焼くようにしています。素直に正直に焼き上がってもらうことを願いつつ、小さなオーブンで焼けるだけを焼いています。売り切れのときはごめんなさいです。

カフェ豆店主ははやくアイスカフェラテの季節にならないかなと思っています。だって個人的にアイスカフェラテがいちばん好きです。このおいしさをたくさんの人に知っていただきたい。おいおい、さっきはエスプレッソって言ってたじゃんとお思いでしょうが、それはそれ(笑)。でもまだまだ寒い日が続きますからね、アイスじゃねえ。それとカフェ豆のマンゴースムージーは今でも健在です!この美味しさとゴージャスさは寒いとかナントカ言ってる場合じゃない。寒くても十分食べてみる価値はありますぞ〜。