カフェ豆はじまって以来の大忙し

おはようございます。今日は月曜日ですのでカフェ豆は定休日です。きのうはランタンフェスティバルの最初の日曜日ということもあって、長崎の街はすごい人の数でした。で、カフェ豆はというといつもよりお客様が少なくて、ランチタイムもガランとしていました。「こりゃきっとみんなランタンを見に行ってるから来ないんだろうねえ」などと言っていたら、ランチタイムを過ぎてからお客様がどんどん来られてそのまま夜までいぱいでした。おかげさまでカフェ豆始まって以来のお客様の数となりました。お店に入れなかったお客様もたくさんおられてたいへん申し訳なかったです。なにしろカフェ豆はテーブルが5つしかないのでご合席いただいてもあっという間に満席です(笑)。今日は祝日なのでお店を開けていればそれなりにたくさん来ていただけるのでしょうが、やはり週に一度は休まないと身体がもちません。というより、休んでいるわけではなくて他の仕事ができなくなるのでお店は休まないわけにはいきません。そして今日は明日から始まる田中奈都美作品展の搬入と展示の日なのです。
おかげさまでマーサ野島作品展は無事終了することができました。もともと作品のクオリティの高さがわかっていたので、いい展示になるだろうとは思っていましたが、それを多くの方々に見ていただいて、たいへんな反響があったことは、ほんとうにうれしく思います。ありがとうございました。……あ、なんか皇太子の記者会見みたいな口調になってしまった(笑)

昨夜の営業を終えてからの作品の搬出作業もスムーズに終わり、作品がいなくなった店内を見ると何かしらひとつ大きな区切りがついたなあと思いました。

搬出作業を終えてひと息つく野島夫妻

左の方は広島から車でかけつけてくれた映像作家の田中勝さん。田中さんは「写ルンです」を使ったユニークな作品をはじめ、精力的な活動を世界規模で展開されている映像作家です。広島の被爆二世ということもあるのでしょうが、アートと平和と子どもたちの関係を真剣に模索されている方です。カフェ豆での企画展が実現できれば素敵ですね。
http://www12.plala.or.jp/art-masaru/t.html
http://www.zokei.net/friends_gallery/gallery/15_tanaka/

今回の作品展によってカフェ豆がどんなお店なのかをかなり多くの人にわかってもらえたように思います。つまりカフェ豆は単なるカフェではないし、ギャラリーもとってつけたような飾り物ではないということです。これから次々といろんなジャンルの作品展やイベントを開催していく中で、思ってもみなかった出会いや展開が待っていると思います。今月の17日に開催予定の山内達哉コンサートもお店で知り合ったお客様とのご縁から実現したものです。田中勝氏ともこうした企画展を実際にやったおかげでお知り合いになれました。すでに今年の企画展はすべて決定していますし、来年の企画展もぼちぼち決まりはじめているところです。そして普段から美術館や画廊に足を踏み入れないような人でも作品と出会う機会が持てるのがカフェ豆です。ゆったりとした気持ちでじっくりと作品に向き合うことのできる空間をめざしてこれからも頑張ります。今日はお昼から田中奈都美さんが作品をもってきます。少し多めに持ってきてもらって、実際に作品を展示しながら空間がいちばんひきたつ組み合わせをふたりで考え抜いて決定します。そのためにテーブルや椅子や照明の位置も変えていきます。おそらくガラリと雰囲気が変わるでしょう。みなさんお楽しみに!