ランタンまさかり、いや真っ盛り。

長崎の街はランタンフェスティバルの真っ盛りで、カフェ豆周辺でもたいへんな賑わいです。お店も今日は一日中お客さんがいらっしゃいまして、朝からずっと立ちっぱなし。今日ばかりは何組かのお客様をお断りしなければならない事態となってしまいました。申し訳ないです。でも外の賑わいにくらべればお店の中はとても静かな時間が流れています。さきほどランタンフェスティバルの交通整理をボランティアでされている市役所の職員の方が冷えきった身体をあっために来られました。外は相当寒そうです。いろんな方がいろんなふうに関わってのまさに街をあげてのお祭りは、おくんちとはちょっと性格が違うものの、すっかり長崎の風物詩として定着しました。さきほどお店の近くのチャンポン屋さんには20人ほどの行列ができていましたが、ついさっき「麺がなくなりました」とのことで店じまいしてました。活気に満ちあふれた、そして鮮やかに輝く夜の長崎。現実の中国にはない幻想の中国がここにあります。長崎の街がイリュージョンに包まれる2週間。ランタン見物に湧き立った心を鎮めにカフェ豆へいらっしゃいませんか(笑)。

先日からお知らせしていますカフェ豆のスペシャルティコーヒーのプレミアム版であるカップオブエクセレンス(COE)ですが、予定通り2月16日に17杯限定で、エスプレッソ・ドッピオ(ダブル)を800円、もしくはダブルショットカプチーノを1000円にてお出しします。銘柄はコスタリカ カップオブエクセレンスの第3位「エルサル・デ・サルセロ」です。で、ちょっと気になったのは、100人が100人ともこの美味しさがわかっていただけるかと言うと、そこまでは保障できないということです。これはたとえば日本酒の特別大吟醸を飲んで100人が100人とも美味いというのかと言うと、そんなことはありえないのと同様です。普通のコーヒーより抵抗なくスッと口元を通るので、人によっては「あれ?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。でも確実にコーヒー本来のすばらしいアロマが体中に広がるのは確かです。それを楽しむことが出来るか出来ないかで、このコーヒーの価値がわかれるところです。ちょっとネタばらしをしますと、基本的にカフェ豆のコーヒーは世界最高品質であるスペシャルティコーヒーと呼ばれる豆だけをジャパン バリスタ チャンピオンシップhttp://www.scaj.org/の審査員の方に焙煎・カッピングしていただいています。私なんぞがどうのこうの言えるようなシロモノではないのです。豆、焙煎、カッピング、マシンは考えられる限り最高のもの。あとはマシンを使いこなす店主の腕にかかっているわけです。これが飲めるのは少なくとも長崎ではカフェ豆だけです。そうしたコーヒーの800円が高いか安いかはあなた次第。「1000円も出したのに飲みやすいコーヒーってだけのことじゃないっ」なんて文句を言わないでくださいね(笑)。