ギャラリートーク大盛況!

おかげさまで昨日のマーサ野島ギャラリートークは大盛況で終わることができました。

一生懸命日本語を駆使してトークを展開するマーサ。

プロジェクターで、アメリカでの子どもたちとのコミュニティアートを紹介してくれました。アートが社会の中で大きな役割を担うことができることを身を以て実践してきたマーサです。

話が深くなるとやはり英語でしか無理なので、夫の野島泉里氏がナイスサポート。すんごいチームワークのおかげでみんなよく理解できました。
あいにくの雨にもかかわらず、たくさんの方に参加いただき、お店はほぼ満員。熱気でお店の大きな窓ガラスがまっ白に曇ってしまうほどでした。後半の質問タイムでは和やかな中にもみなさまの真剣な気持ちが伝わってきて、ほんとにすばらしい時間となりました。
参加してくださったみなさまと野島ご夫妻に感謝します。さっそく野島氏のホームページに昨日の様子がアップされています。
http://nojima-s.sakura.ne.jp/blog/log/200802.html#eid47
以前ブログ黒糖庵でも書きましたが、http://d.hatena.ne.jp/mame_chan/20080124マーサはほんとうに今の時代にこそ求められるアーチストだと思います。その作品の完成度の高さは、単にテクニックの次元を越えて深い精神性に裏付けされた卓越したビジョンを見るものに訴えかけます。会場で作品を見られた方は口を揃えてこうおっしゃいます。「写真で見たときは恐い感じがしたけど、実際の作品はまったくそうではなくて、むしろやさしく囁きかけてくれるような、落ち着いた気持ちにさせてくれます」。もう不思議なくらいみなさんそう言います。私もそう思います。まだ見てない方は10日(日)までですぞ(笑)

昨日ここで紹介しました2月17日の山内達哉コンサートはすでに15名の予約をいただいております。あと15名ですので、ご希望の方はお早めにお電話ください。なお、明日4日(月)は定休日ですので、5日以降にお願い致します。

今週のカフェ豆のBGMはほとんどキース・ジャレットでした。それも3枚をランダムに鳴らしていきました。

The Melody At Night, With You

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スタンダーズ・ライヴ’85(完全版) [DVD]

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枯葉

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これといってはっきりした理由はないのですが、今のカフェ豆の空間にいちばん合ってるかなと思ったのだと思います。来週いっぱいでマーサ野島作品展も終了です。過ぎてみればいつもあっという間です。もしかしたらというかおそらく人生もそうなのでしょう。あっという間に何をするのか、したのか、しないのか、できないのか…ぐだぐだ言っていいからやることやんなさい、はい。言うだけ言って何も変わらない人生は寂しい。何も言わずにすごいことやるのはカッコいいけど、カッコ良すぎてかっこ悪い(笑)。なんだかんだ言いながら自分を追い込んで、やっとのことで何かやるのが私らしいのかなと思います。自分らしさは大切にしたい。そしてカフェ豆らしさも大事にしたいです。まだまだカフェ豆らしさのかけらほどですが、少しずつでも「らしさ」に近づけていけたらと思います。今日、なにかとお世話になっているIさんに「これが夢だったのよね」と言われました。確かに夢ではあったのですが、もう少し正確に言えば夢への第一歩なんですね。ほんと始まったばかりで、これからその夢を現実にしていくスタートなんです。なんと言ってもやはり目指すは「極北のカフェ」。もちろんエアコンもきかないような寒いカフェではなく(笑)、思想的に極北という意味です。真っ白い空間の片隅に4人がけぐらいのカウンターと椅子があるのみで、メニューは水とエスプレッソだけ。一日に2・3人の客が来ればいいぐらいの無機質な空間。そこに静かに流れるアンビエント。このブログを始めたばかりの頃、こんなことを書いてました。http://d.hatena.ne.jp/cafemame/20060919今でも「極北のカフェ」への夢はぶれてません。やったるで〜↓こんな感じのカフェ(笑)
Room

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