マーサ野島トークショー参加者募集!

なんだかちょっとだけ気持ちが落ち着きました。やらないといけないことは山ほどあるのですが、これからきちんとやっていけばきっとうまくいくという、たいした根拠はないのですが、そう思えるのです。これだけ忙しくて追い込まれているのにストレスを感じない。確かに体力の衰えは予想以上に襲ってきますが(笑)、それでも人間関係やなにやでくよくよ悩むようなことがないだけ幸せなのだろうと思います。お店には毎日いろんな人が来てくださいます。それがとてもうれしく感じます。もちろん営業的にではなく、ほとんどのみなさんがとても嬉しそうにやってこられます。なんかそれだけでお店をやってよかったな〜と思います。これってそうとう幸せなことなんだな〜とあらためて思います。カフェ豆のもう一つの顔であるデザインスタジオヨンエフは文字通り四つのFという意味です。カフェ豆をオープンするまでは、ギャラリーのあるビルの4階に事務所を構えたので、「4階にあるのでヨンエフです」と言えば一度聞いたら場所も覚えていただけると考えました。でも今は1階に移ったのでイチエフに変えるのかというとそういうわけにもいきません。でも大丈夫。ヨンエフは4つの顔を持つデザインスタジオになり、つまりFour Faceの略でヨンエフ。それともうひとつFoundation For Fortunate Feeringつまり幸せな気持ちのための基本という意味なのです。人が幸せになるためのデザイン。幸せな時間を過ごすカフェ。幸せを思うギャラリー。幸せを売るセレクトショップ。ヨンエフは四つの幸せのカタチをひとつの場所につくりたかったのです。それにはまず店主が幸せでなければいけません。少なくとも幸せに向かって歩いていかなければ誰も足を運ばなくなるでしょう。これからもみんなが幸せを感じることのできる場所でありつづけたいと思います。どうかよろしくお願いします。

今年の企画展やイベントが次々に決まっています。いっぺんに紹介するとわけがわからなくなるので、少しずつ紹介していきますね。これまで紹介したのは、現在開催中の「マーサ野島作品展」での「マーサ野島トークショー」は、2月2日(土)午後3時から、会費はコーヒー付きで1000円です。彼女がアメリカで行なってきたコミュニティアートなどの話を中心に語っていただきます。後半は質問コーナーなので、遠慮なく質問をぶつけてください。限定30名なので、お早めに電話でお申し込みください。TEL.095-825-4455(カフェ豆ちゃん) モダニズムとは完全に一線を画した深い精神性のあらわれた彫刻作品に誰もが圧倒されます。その強烈な存在感がどこから来るのか、そして私たちが、このプリミティブな造形になぜ惹かれるのか、その秘密がきっと明らかになると思います。美術に興味のある方だけでなく、特にクリエイティブな仕事を目指す若い世代に是非参加していただきたいと思っています。時代は確実に変化してきています。それは良くも悪くも極端なベクトルがふくれあがっているようにも思えます。20世紀を席巻したモダニズムが何だったのか、この21世紀がどこに向かっているのか、マーサ野島氏の彫刻にはそうした問いかけが聞こえてくるようです。
マーサ野島氏のプロフィールをご紹介します。

Martha Heavenston Nojima

1977 カリフォルニアステイト大学フルトン校 美術修士
1986 アリゾナステイト大学テンプル校  美術博士
【公共制作】
1989 「世界の眺め」「ギブアンドテイク」サウスマーケットレクレーションセンター サンフランシスコ 
1990 「ウーマン オブ ネーチャー」フェニックススカイハーバー空港 フェニックス市
1993 「ランド オブ アルマジロ」リバーモア市
1994 「こころの宇宙を見た女」愛媛県松山市
1995 「ミルクの海でダンス」「アフリカの王とけものの力」テンダーライオンシルドレンセンター サンフランシスコ
1998 「読み書きのスペース」レデイングエレメンタリースクール サンフランシスコ
2000 「聞いてください」 川口市 
【賞】
1986 ネイザン カミング奨学金 東南アジアへの研究旅行
1996 レフ基金 テンダーライオンコミュニテイスクールタイルプロジェクトへの寄付
1999 ハス基金 「読み書きのスペース」のための寄付
【展覧会】(抜粋)
1978 “自分への手紙”コーヒーグラインダーギャラリーキッチムアイダホウエスタンステイト現代美術展
1986 ソルトレイク文化センター ソルトレイク市 
1987 サンデイエゴの彫刻家 テオワナカルチュアル文化センター テオワナ市 メキシコ
1990 ヘブンストン アンド サラズ ネバダ美術館 レノ ネバダ
1994 “アウトオブザファイヤー”現代鋳鉄 シカゴ美術協会
    “発見”ステイーブンブロフォード マーサヘブンストン ジョンミッチェルの鉄の彫刻
    コーランアートセンター シーボイコン ウイスコンシン
1995 ムーブメントへの探求 粘土における女性の視点 ウイグナル美術館 ランチョクックモンガ カリフォルニア
1996 マーサヘブンストン展 “アンダーザスキン”セラミック鋳鉄近作展 ジョンナットラスギャラリー デイビス
   カリフォルニア
   パノラミックビジョン 1stインターナショナルグループショー フリンジクラブ 香港
1997 ”人体“ オークランド美術館 
   “芸術は運命を変える” 2ndインターナショナルグループショー グランアルシェ パリ
1998 “シチズン” 3rdインターナショナルグループショー ソーマーギャラリー
    サンフランシスコ トータルコーデイネーター兼務
1999 4thインターナショナルグループショー トルーカ現代美術館 メキシコ
2000 国際芸術展 大阪2000 ワールドトレードセンタービル 
    「UKETOMWRU」 野島泉里との共同制作
2001 「平和」 6thインターナショナルグループショー 戦争美術館 ソウル 韓国
    「HOSPITARITE」 クリテール市 フランス
2004 8thインターナショナルグループショー ケアンズ オーストラリア
2007 骰展 長崎県美術館 長崎市
2008 マーサ野島作品展 ギャルリーコクトー 長崎市
【コレクション】 
50以上 プライベートコレクション(カリフォルニア アイダホ ウイスコンシン 日本 フランス)
オークランド美術館 アリゾナステイト大学美術館 ジョンミッチェル コーラーアートセンター コーラーカンパニー 高城病院


これから企画展やイベントがどんどん出て来ます。企画展では、絵画、陶芸、ガラス工芸、クラフトナイフ、マンガ、インスタレーション、写真。イベントではコンサート、映画の上映会、トークショーなどなど。どれも絶対目を離せないハイクオリティなものばかりです。特にイベントに関しては毎回30名限定ですので、早めにお電話での予約をお願いします。とりあえず現在受付中のイベントは上に紹介しました「マーサ野島トークショー」です。近日、2月17日(日)開催が決定したバイオリンとピアノのライブのお知らせをします。これも限定30名様です。このブログで最初にお知らせしますので電話でご予約ください。お楽しみに!