松尾順造写真展

あ〜また徹夜してしまいました。徹夜すればなんとかなるというクセをなんとかせねばなりません。やはり結局は能率があがらない。単なる疲労感とそれでもやったという達成感だけで、実際の仕事はたいしてはかどらないんですなあ(笑)。
11月のギャルリーコクトー企画展「松尾順造写真展」のポスターとハガキができました。

タイトルは「松尾順造写真展2007 時の港-切支丹の窓-」です。松尾さんが長崎に来て7年。それまでは鎌倉を拠点に、鎌倉の歴史文化に関わるすばらしい仕事をされてきました。長崎に来られてからは「時の港」というテーマで、長崎のいろいろな風景や風物詩を撮り続けています。松尾さんとは長崎に来られてすぐに知り合い、いろいろな仕事を通じてお世話になっています。今回は仕事ではなく、写真家松尾順造氏のライフワークともいえる作品群の一部をギャルリーコクトーの企画としてプロデュース展示します。テーマは「切支丹の窓」。教会だけの作品展です。教会だけで何千枚もある写真から数十点を選び出す作業だけでも大変なのですが、それよりあれもこれもみんな展示したい作品なので困ってしまいます。そういった意味でも今回は選びに選んだ教会の、それもステンドグラスの……いやいや、これ以上は来られてからのお楽しみということで。11月1日〜30日のまるまる1ヶ月ですが、きっとあっという間に過ぎていきます。これを見逃すと後悔しますぜダンナ(笑)。
昨日と今日のランチはお昼ごろはガラガラで、お昼が過ぎてからいきなりいっぱいになりました。日によってお客さんの入り方がほんとうに違います。あいかわらずまったく予想がつきません。今のギャルリーコクトーの展示は私の作品を展示していますが、何の宣伝もしていないので、とくにこれを目当てに来られる方はいらっしゃいません。来月からは本格的にギャラリーとして宣伝していきたいと思っています。ただ今でもだんだんギャラリーに興味があって来られる方も増えてきました。いいことです(笑)。今はカフェにギャラリーがくっついていると言った感じですが。来月からはギャラリーにカフェがあるみたいになればいいなと。おいしいコーヒーがゆっくり飲める画廊。それでやっていければコーヒーだけに絞りたいのですが、現実はそうもいきません。ランチもできてコーヒーはもちろん、おいしいお酒もある。時間を気にせずにゆっくり本だって読めるし、広いテーブルではちょっとした仕事だってはかどる。そんなお店があったらいいなと思っていたのですが、残念ながら長崎にはなかった。だから自分でつくりました。ところが当の本人はそこでくつろげない(笑)。営業中はお酒も飲めない(たまに最後のほうで飲んだりしますが)。でもいいんです。これが理想の極北のカフェへ向かうための第一歩なのですから。まだまだ理想への100分の1のところしか来ていません。ベースになるハードがなんとかカタチにできたというだけです。これから中身をつくっていくところです。それまでカフェ豆はどんどん変化していきます。改革とか前進とか進化などとこっぱずかしいものではなく、結果的にじわじわと変化していければいいなと思っています。

明日のランチは「とろとろチーズのグラタンスープ」とお知らせしましたが、ここでひとつお詫びしなければなりません。ほんとうは「オニオングラタンスープ」でした。とろけたチーズをのせたパンがオニオンスープに浮かんでいます。私が勝手に名前を変更したので、ちょっとイメージが違っているかもしれません。もし「そんなことじゃ困るよ君」とおっしゃる方、申しわけございません。すべて私のせいでございます。ということで、明日のランチは「オニオングラタンスープとニンジンのパンとパンドカンパーニュといつものコーヒー」です。よろしくお願いします。