さすらいのドクター料理人しんのじ

カフェ豆3週目の初日。気持ち的にずいぶんと余裕が出てきたような気もします、……が、夕べからカフェに泊まりがけで今週の準備やデザインの仕事をしておりました。先日ここに書いたように、少しギャルリーコクトーの展示替えをしました。こんな感じ↓

一番奥の鉄板の壁、勝手にアイアンウォールと名付けましたが、小品を9点並べました。

昨年の骰展で発表した縦4メートル横15メートルほどの大作の縮小版の一部です。特別に注文してつくってもらった鉄板に磁石を貼付けて、どこにでも設置することのできる棚(個人的には「どこでも棚」と呼んでいますが)に乗せての展示です。カフェ豆ちゃんの壁面は単にカフェの壁ではなくて画廊です。ですから作品も販売しています。お金を払ってでも欲しいと思われるかた、大歓迎です(笑)。さすがに大作は何十万から何百万円ですが、小品はうんまんえんですから、それほど高い買い物ではないと思います。今は最初なので私の作品展ですが、11月からは、いろんな作家の作品展を予定しています。もしかしたら一生つきあうことになる作品との出会いがあるかもしれません。お楽しみに。
先日、大学時代の同級生がカフェオープンのお祝いにわざわざ福岡と佐賀から駆けつけてくれました。昔は単に酔っぱらうために白波をかっくらっていた私たちが、大吟醸酒を持参してくれる歳になったかと、ちょっとしみじみでした。昔話に花を咲かせているところへ、さすらいのドクター料理人しんのじ氏から連絡があり、いまからそっちへチャンポンをつくりにきてもいいかというので、いいも悪いもこれ以上願ってもない話しにみんな大喜び。片手に材料の入ったクーラーボックス、もう片手にはぶっとい中華鍋をもって、しんのじ氏はカフェ豆に現われました。あっというまにカフェ豆の厨房は中華料理店のそれに早変わり、あれよあれよ店中によだれが垂れそうな香りが満ちてきました。そのときのしんのじ氏のうれしそうな顔といったら、思わぬごちそうにありつけた私たちよりも満面の笑みでした。

私たちの満足げな胃袋を見とどけたしんのじ氏はマイ中華鍋を手に風のように去っていきました。ありがとうさすらいのドクター調理人しんのじ!こんどはじだらくさんの極旨餃子とのコラボレーションや〜!