週間カフェ豆ランチ情報

今週のランチ情報です。

カフェ豆ランチは、手づくりスープと手づくり焼きたてパンとスペシャルティコーヒーのセットです。毎日メニューが変わります。840円です。パンは毎朝粉からつくって、11:30に焼き上がるようにしています。ランチタイムのパンは湯気がたつほど新鮮です。で、今回はじめてわかったのですが、焼きたてのパンが冷めたパンよりどんだけ美味しいかってことです。焼きたてのパンはスライサーでうまく切れないほどモチモチホクホクです。半日もたつと、美味しいのは美味しいんだけど、「おお〜ッ!」っていうほど感動しない。ぜひランチタイム(11:30から)のあったかいパンを食べてみてください。それからコーヒーにしても同じで、プレオープンのとき、ランチタイムはバタバタするのでアイスコーヒーの関しては1時間前に挽きだめしておいたものを出していました。ところがこの挽いてから1時間という時間でさえコーヒーの味に大きな差が出ました。決して不味いことはないし、スペシャティーコーヒーは冷めても美味しいっていうのが特徴なんだけど、それでも挽きたていれたての美味しさにはかなわない。ということでランチタイムといえども、すべて注文をいただいてから豆を挽いてからいれることにしました。
普段がぶがぶとコーヒーを飲んでいる人にとっては、カフェ豆ちゃんのコーヒは「アレ?」と思う人もいるかもしれません。なんか違うぞ…と思われた方も…今風に言うと「違和感がある〜」みたいな。高品質のスペシャルティコーヒーは濃くても苦くないし、エスプレッソだからといって砂糖を入れないと飲めないものではありません。むしろ砂糖をいれるのがもったいないくらい。日本酒で言えば大吟醸みたいなもので、口元をすっと通り過ぎた後、香ばしいアロマが体中をめぐります。大吟醸酒をわざわざ水で薄めて飲む人はいませんよね。でもコーヒーの場合はスチームされたミルクをまぜたり、カップの底に沈むくらいのたっぷりの砂糖を入れたり、生クリームをぽっかり浮かべたり、チョコレートをかじりながら飲んだりと、楽しみ方はいろいろ。でもぜひ一度、カフェ豆ちゃんのエスプレッソをなにもくわえないまま、そのままで味わってみてください。それでもそのままっていうのはどうも、という方は砂糖を少しいれるととっても飲みやすくなります。チョコレートに近くなる感じ。エスプレッソというと、小さなカップに濃くて苦いコーヒーのエキスを我慢しながら一気に飲み干すイタリア男というイメージがありましたが、カフェ豆ちゃんのエスプレッソはちがうんです。で、あの小さなカップに普通は30mlぐらいを抽出するのがエスプレッソ・ソロ。たとえばタリーズコーヒーでこれを注文すると、店員さんが「エスプレッソというのはこの小さなカップにこれくらいの量となりますがよろしいでしょうか」と念を押してくるんです。きっとエスプレッソをよく知らない人があまりの量の少なさに文句を言うのでしょう。それで私はエスプレッソを注文するたびに「はい、…はい…、ええ、…それでお願いします。ええ、いいんですよ。かまいません」と何度も返事をしなければいけない。エスプレッソメニューを注文するたびのことなので、するほうもされるほうもちょっといやになるでしょう。カフェ豆ちゃんではすでに数人のお客様がエスプレッソのファンになっていただいています。そしてカフェ豆ちゃんのエスプレッソははじめからダブルショット。つまりエスプレッソ・ドッピオ(ダブル)が基本です。すでに「しっかりとしたボディなのに強い苦みやエグさが全くない」とお褒めの言葉をいただいています。前にも書きましたが、数年前まで私自身コーヒーが嫌いでした。よっぽどのことがないかぎり自分からコーヒーを飲むなんて考えられなかったのです。こんな泥水みたいなものをなんでわざわざ飲むんだろうと思っていました。でもそれは単に普通に流通しているコーヒーが不味かっただけの話しで、ほんとはコーヒーっていうのはこんなに美味しくて気持ちをやわらかくしてくれるんだということを知りました。それから出会ったのがこのスペシャルティコーヒーでした。ドリップコーヒーが主流の日本ではまだまだ知られていませんが、イタリアのバールやシアトルではじまった新しいコーヒームーブメントは、さらに新しい時代を迎えようとしています。それがスペシャルティコーヒーなんです。ちなみにこんなサイト↓
http://www.scaj.org/
それからエスプレッソについてとってもていねいに説明してあるサイトを紹介します。
http://www1.vecceed.ne.jp/~espresso/
カフェ豆ちゃんでは、すばらしいエスプレッソコーヒーがみなさんの自然な生活の一部となることを願っています。

あ、夜の豆ちゃんをなかなか紹介できないな〜