不幸中の幸い

ついにカフェ豆の扉が入りました!

おお!と思わず声が出るほどすばらしい存在感のある生鉄の吊り戸。それもそのはず、大人4人でやっとこさ抱えることができる重さ。これをステンレスのローラーとレールでスライドさせるから、実際に開け閉めする時は少しの力ですむ。ただ普通のドアとは格段に力が要ることは確か。スポットに照らされた鋼鉄の扉は鈍い光を放つ。これでご近所を気にせずに音を流せる…と思ったら、どこかで何かが間違ったらしくて、ドアの寸法が10センチ短かった(笑)。急遽つくりなおしということになった。おかげでこの鉄の扉はカフェ豆のテーブルとしていただくという願ってもないラッキー!じつは今日、博多へ椅子を買いに行った。けっこう気に入ったのがあったので7脚買ってきた。買って来たと言っても輸入ものなので納品までに一ヶ月半かかる。ということで、カフェ豆オープンはこの椅子がお店に来る日ということになった。まあ、いいか。で、博多のコンラン・ショップに生鉄のダイニング・テーブルがあった。天板は1枚もので、なんと47万円。「こんなんで47万円ならうちのは80万だな」とひとりでニンマリ。
それから、コーヒーを仕入れようと思っているところへ初めておじゃましました。初対面だというのに2時間も時間を割いていただいて、いろいろ教えていただきました。コーヒー豆のことはもちろん、マシンやグラインダーのことやその他微に入り細に入り、そんなことまで教えてもらっていいの?と思えるくらい、いわばすごい企業秘密のようなことまで、長年の経験とセンスのある方ならではのアドバイスをいただきました。そしてわかったのが、私がいままで美味い美味いと騒いでいたのはコーヒーではないということ。つまり家庭用のマシンで抽出したものなぞコーヒーみたいなものであって、ほんとに美味いコーヒーってそんなもんじゃないらしい。で、飲ませてもらった。はい、そのとおりでございます。これまでマシンは家庭用ではないにしても、そこそこの価格のものでいいと思っていた私が甘うございました。さっそくマシンについては検討し直します。これは借金してでも(もうしてるし)いいマシンを入れなくてはと思った次第。でもね、これでまちがいなく長崎で一番うまいカフェになる!そう、間違いない(古っ)でもね、いいマシンもなかなかすぐには手に入らない。これでまたオープンが先送り…ま、いいか(笑)