器が到着

しばらく暇になってたデザインのほうの仕事が増えてきたので、カフェ豆の準備がどんどん遅れてきた。まあ、仕方ないとはいっても気持ちはオープンに向けて走っているわけで、ここはひとつぐっと気持ちをおさえながらデザインのほうをしっかりやっていこうと思う。で、そんななか注文していた食器の第一便が届いた。

これ以上シンプルな形はないといったボンチャイナのカップとプレート。ボンチャイナのほどよい優しさの生成り色と独特の清潔感のある輝きは、見ていていつまでも飽きない。週明けには第二便が届く予定。それから先週の土曜日に届いたカッシーナのテーブル。この器が乗っているのがそう。黒い床に黒いテーブルだからほとんどわからないと思うけど、そこは痩せても枯れてもカッシーナ(笑)良くないわけがない。先週の土曜と言えば短くてやり替えになった入り口の鉄板扉がついた。こんどは大丈夫(笑)。かっこいいー!

この扉、ローラーで吊ってあるけど、最初はある程度の力が要る。中に入るのにほんのちょっと力と勇気が要るカフェっていうのもいいでしょ。

なんだかんだやってるうちに、カフェ豆のオープンももうすぐってところまで辿り着くことができた。そこでブログ「カフェ豆ちゃん開店計画」の最初を見てみると、なんと去年の9月11日から始めてたというのに驚いた。もう10ヶ月もああだこうだとやってきたんだ。逆に言えば10ヶ月でここまで来れたのも驚きかもしんない。なにしろ通常の仕事をやりながらだから、けっこういい線いってんじゃん。今年の2月頃は場所も決まって、なんとか5月にオープンできればなあなんて思ったりしてたけど、そうそう甘くはなかった。というか毎年年度末の仕事をどうやって切り抜けるかで精一杯の私にそんな余力があるわけなかった。で、5月になってようやく暇になったのでエイヤッと進めたわけだけど、もうあと少しというところで、グググッと自分にブレーキをかけた。「あわてないあわてない」一休さんではないが、だんだん慌てている自分と、この先どうなるかの感じが見えてきた。だからこそほんとうに慌てずに大切なことを見逃さないようにしていこうと思う。せっかく10ヶ月もやってきたのだから、ここで1・2ヶ月オープンを延ばしたっていいじゃないかと。というかやはりカフェ豆をオープンするには足りないものが見えてきたような気もしてきた。もちろんここまで来なければ知ることもなかっただろうことだ。さて、もうひと頑張り!