カフェ豆 4つの顔

カフェ豆オープンへ向けて、毎日少しずつ準備を進めている今日この頃、みなさんいかが…と、ここで発表いたします。カフェ豆ちゃんは、すでにいろんな方の耳に届き、なにかしら噂が一人歩きを始めたらしく、噂が少しづつ変形していきながら、たいへんなことになりそうな気配もあります。なので、あまり突拍子もない噂が広まるのもどうかと思うので、できるだけリアルタイムな情報をここでお知らせしますので、どうかあらぬ噂はお控え下さい(笑)。
で、まずいちばん多く訊かれるのはやはりオープンの時期。じつを言うとこれもまだ決まっていません。急げば今月半ばにでもとりあえずオープンはできるのですが、ここで前にも書いているように、決して急がないようにしたいと思います。かといって最初から完璧をめざしてオープンするといった、高慢ちきな店主ではありません。ただアタフタせずに楽しんでやりたいというだけのことです。ついこの前まで、6月末にはと思っていました。まあ、キリのいいところで7月1日にとも考えました。でもメニューの内容をもうひとがんばり突っ込みたいというのもあって、オープンまでのカウントダウンをしてやたら期待させるのではなくて、「気がついたらいつのまにかオープンしていた」というのがカフェ豆らしくていいかなと思っているわけです。で、考えたのが「カフェ豆のオープンは梅雨明けの頃」とだけにしときます。べつに気象庁の梅雨明け宣言に合わせるってわけではありません。梅雨が明けてさわやかな夏の日差しとともにカフェ豆がいつのまにかオープンしていたというのがいいかなと。ということで、カフェ豆はオープンした日がオープンです(笑)。
それから、じつはカフェ豆は単なるカフェではないというのは前々から言ってきましたが、ここではっきりしておきましょう。カフェ豆には4つの顔があります。といってもへんな妖怪じゃない。ひとつはもちろんカフェ。昼間は焼きたての手作りパンとスープのランチ。厳選されたスイーツあり。ほっぺたがとろけるようなスムージーあり。長崎ではここまでのものにはお目にかかれないスペシャルティコーヒーをイタリア製のエスプレッソマシンで1杯づつ挽いて抽出します。それからコーヒーベースのいくつかのドリンク。夕方から夜にかけては選びに選んだバーメニューも。ディッシュの内容はまだ明かせないけど、決して期待は裏切らないものを検討中です。だいたいこんな感じ。
それから、カフェ豆のもうひとつの顔は画廊。名前が決まりました。「ギャルリーコクトー」。コクトーはフランス人なのでギャラリーではなくギャルリーとしました。これも以前から言ってるように、1ヶ月スパンの企画展を開催していきます。この企画展の作品によってカフェのテーブルや椅子や照明やBGMが変わります。作品ありきのレイアウトとなります。企画展の内容に関してはまた後日お知らせします。乞うご期待!
さてカフェ豆の3つ目の顔は「セレクトショップ まめや」。カフェ豆の一角に展示スペースを設けます。ここには私が「これ」と選んだ工芸品、書籍、CD、また、まめやオリジナルのTシャツ、エプロン、エコバッグ、ポストカードなどを展示販売します。ほかではまず手に入らない厳選されたレアものグッズを準備中です。
カフェ豆の4つ目の顔は、「デザインスタジオ ヨンエフ」。これはいままでの私の本業を受け継ぐもので、カフェ豆のいちばん奥のテーブルで、これまでどおりグラフィックデザインの仕事もやっていきます。これまでは主に「ココロねっこ運動」とか「長崎さるく」などの公官庁の仕事が多かったのですが、地元のアート関係のサポートも積極的にやっていきたいと思っています。
ということで、カフェ豆のオープンは、同時に4つの機能をもったフレキシブルなスペースとして、常に新鮮な息吹を発していきたいと願っています。
このカフェ豆の4つの機能を明確にするために、それぞれのロゴをつくりました。看板にはこの4つのロゴが入ります。この看板の上にライトが灯ったときがカフェ豆のオープンです。みなさま、どうぞお楽しみに!