我がまま施主

今日、現場を覗いてみると、すっかり天井と壁の下地が出来上がっていて、きのうまであったいろんな道具や材料がきれいさっぱりなくなっていた。今度は床の工事に入る。床は幅広の無垢の杉材を使ったフローリング。板材を組んだ上からサンディングをして黒に近い茶色で塗装。それから仕上げのウレタン塗装。着色済みの板材だと、どうしても気に入る色がなかったので、その場で決めて塗ってもらうことにした。壁と床は常に目に入るところだし、特に床に関しては肌身に感じるところなので、かなり我がままを言わせてもらった。それから白い壁の部分のテクスチュアもすでに何種類かのサンプルをつくってもらったけど、これもまた我がままを言わせてもらっているのでOKを出していない。これはもう職人さんがいるところに直に立ち会って決めることにした。施工業者にとっては一番いやな施主だろうけど、ここはひとつよろしくということで、こんなことも文句ひとつ言わずに対応してくれている施工会社の社長さんに感謝である。外装をまだ決めていないので、昨日撮ってきた現状の外観写真にちょっと小細工をして、こんなになればいいなというのをつくってみた。

こういうのをつくれば施工会社の方ともイメージが伝わって、できることとできないことがはっきりするし、素材なんかのいろんなアドバイスも的確にしてもらえる。さてさて、今後はどこまで我がままを聞いてもらえるかがポイントだろう。