ペンギン・カフェ・オーケストラ

ほんとにふとした思いつきで始めてしまいました「カフェ豆ちゃん開店計画」。この先はまったく見えていません。どこかの政党じゃないけど現実的な問題は先送りにして、まずは夢というか、わがままを話してみよう。きのうのブログ豆ちゃんの最後にペンギン・カフェ・オーケストラのCDを紹介した。これはサイモン・ジェフズ率いる素敵な楽団だ。今はどうなっているのか知らないけど、これを聴いた20歳代のころの私は、かなりはまった。はまったといっても2枚組のLPレコードを持っていただけなのだが、独特のジャケットから音に至るまで、かなり独創的な世界を走っているこの楽団(バンドじゃなくて楽団ね)はすごいなあと思っていた。当時、つまり1980年代なかばだったと思うけど、ジャズとニューウェーブを聴いていた私は、ブライアン・イーノ一座のものもかなり聴くようになった。たぶんそこからペンギン・カフェ・オーケストラって何だろうというきっかけができたのだと思う。アーノー・シュラッガーとか23スキドゥとかそれまでニューウェーブ系の中でもけっこう気難しい音楽を聴いていたので、このナチュラルでイノセントかつ哲学的な音にある意味衝撃をうけた。ああ、こんな幸せな世界があったのか…と。それでこのイメージに影響されて一枚の銅版画をつくった。私がつくった唯一のそしてたった1枚だけ刷った銅版画だ。そうか、このイメージをキーポイントにしてカフェのビジュアルを膨らませてみよう。お〜、とりあえずでもはじめたら出てくるじゃん。この先どうなるかわからないけど、まずは自分でイメージできる理想の居心地のいい空間をかたちにするという方向でここしばらく考えていこう。

Music from the Penguin

Music from the Penguin