岡野雄一まんが展3「ペコロスの母に会いに行く」終了

岡野雄一まんが展3「ペコロスの母に会いに行く」の打ち上げライブパーティにはたくさんの方に来ていただきほんとうにありがとうございました。午後6:30ごろから入れ替わり立ち替わりお客さんがこられて朝がたまで飲んでおりました(笑)。またラリラリピノさん、立石佐保美さん、グッドマンさん、松尾薫さん、ヨッピーさん、橘橋之輔さんに素敵な演奏をしていただき、厨房の手伝いをしてくれたマッキーとトモッチとケンサクにも感謝です。楽しいパーティでした。その様子がまつをさんのページにアップされておりますのでご覧ください。http://www17.plala.or.jp/matsuwo/
ということで、ひと月半にわたって開催しました岡野雄一まんが展3「ペコロスの母に会いに行く」は全国規模での反響に驚いています。いちばん驚いているのは岡野さん本人でしょう。詩人の伊藤比呂美さんにも講演と朗読をしていただきました。テレビも新聞も大きく扱ってくださいました。今日もNBCの報道部がまる一日岡野さんを取材しています。近いうちに夕方のニュース枠で放送される予定です。またNHKBS1での全国放送以来、まんが本「ペコロスの母に会いに行く」の注文が絶えません。現在、初版は完売しています。あ、でも浜の町の遊ingには、昨日の夜の時点で数冊残ってましたよ。それから好文堂書店のベストセラーランキングでは先週にひきつづき今週も1位でした!自費出版のまんが本が芥川賞直木賞も抜いての2週連続第1位という快挙は、おそらく今後もないだろうなと思います(笑)。
あまりの反響に、ありえないはずの増刷に踏み切りました。昨日もたくさんのお客様がお店にまんが本を買いに来られましたが、残念ながら品切れをお知らせするしかありませんでした。来週には増刷分があがりますので、そのとき是非お買い求めいただきたいと思います。また遠方の方へは送料実費で郵送させていただいておりますので、電話095-825-4455かメールyon_ef@ybb.ne.jpにて受付中です。よろしくお願いします。
 
はい、はやいものでもう2月も終ろうとしています。2月は岡野さんのまんがでなんだかんだと大騒ぎでしたが(笑)、3月からはすごいライブのオンパレードです!
まずは3月11日(日)の昼ジャズ!!は、特別な昼ジャズ!!です。題して「3・11 朗読と音楽の昼ジャズ」。今回は特別に午後2:30にスタートです。いつものシバケンさんのトロンボーンと松本絢子ちゃんのピアノとともに、フリーアナウンサーの原野淳子さんによる朗読をお贈りします。原野淳子さんに関してはこちら↓
http://www.lip-marks.com/talent/prof/pdf/haranojunko.pdf
そこで朗読される詩のひとつをご紹介します。
河北新報に「ありがとうの詩」が掲載され、3.11の大震災後、多くの支援や暖かいメッセージをいただいた方々への感謝の気持ちを詩に託した結果、460作品もの応募があったそうです。その中より一遍。

__________________
 

「ありがとう」
        気仙沼市 菊田心(しん)さん(11歳)

文房具ありがとう
えんぴつ、分度き、コンパス大切にします。

花のなえありがとう
お母さんとはちに植えました。
花が咲くのが楽しみです。

うちわありがとう
あつい時うちわであおいでいます。

くつをありがとう
サッカーの時とってもけりやすくて、
いっしょうけんめい走っています。

クッキーありがとう
家でおいしく食べました。

さんこう書ありがとう
勉強これからがんばります。

図書カードありがとう
本をたくさん買いました。

やきそば作ってくれてありがとう
おいしくいっぱい食べました。

教室にせん風機ありがとう
これで勉強はかどります。

応援の言葉ありがとう
心が元気になりました。

最後に
おじいちゃん見つけてくれてありがとう
さよならすることができました。
_____________________
 

3月11日はおそらく日本の歴史にとっても忘れられない日となるでしょう。あれから1年を経て、私たちは何をどう受け止めてよいのかまだわからないでいます。たいへんな問題が残されているというより、何の問題も解決していないことに私たちはもっと気持ちを向け直すべきなのかもしれません。カフェ豆ちゃんの3月11日の昼ジャズ!!は、あらためてそうしたことを確認する日になればと思います。
3・11 朗読と音楽の昼ジャズ
3月11日(日)午後2:30にスタートです。
柴田健一トロンボーン
松本絢子ピアノ
原野淳子 朗読
もちろん昼ジャズ!!はドリンク代のみの無料ライブ。予約不要。常時禁煙。お子様連れ大歓迎。このあいだの昼ジャズ!!も超満員でしたので、今回もおそらく超超満員になると思います。できるだけ入場制限はしないようにしますが、物理的に危険な場合は入場を制限する場合があるかもしれません。ご了承ください。
 
 

それから3月16日(金)は長崎出身の女性クラシック演奏家3人ラエティトリオによるコンサートを開催します。
メンバーはまずわれらがヨッピーこと山田芳美さんのクラリネット。今回は彼女がほかのお二人への呼びかけで実現しました。
山田芳美◎プロフィール
長崎に生まれ、12歳よりクラリネットを始める。県立長崎東高等学校長崎大学教育学部音楽科を卒業。在学中から音楽活動を開始し、県新人発表演奏会、西日本出身新人演奏会等に出演。これまでにクラリネットを小川勉、松本努、C.Neidich、大島文子の各氏に師事。第132回日演連推薦新人演奏会において、九響と協奏曲を共演。昨年はフィルハーモニック長崎とMOZARTの協奏曲を共演し好評を博した。現在、フリーランスクラリネット奏者として精力的に活動しており、演奏活動と平行して後進の指導にもあたっている。OMURA室内合奏団クラリネット奏者、活水高校非常勤講師、長崎県音楽連盟運営委員、クラリネット教室主宰。長崎市在住。http://clafukiyoppy.cocolog-nifty.com/blog/
 
それからフルート奏者の佐々静香さんは、パリ在住でヨーロッパを中心に活躍しているすごい女性なんですが、なんと今回のコンサートのためにパリから駆けつけてくれます。ほんとです!(笑)
佐々静香◎プロフィール
1979年長崎市生まれ。くらしき作陽大学にて特待生として勉強した後、卒業後に渡独。ドイツ国立ベルリン音楽大学にてディプロムを取得し、ドイツ国立ワイマール・フランツリスト音楽大学大学院にて研鑽を積む。在学中よりゲッティンゲン交響楽団へ入団、副主席奏者として数年間在籍した後、ベルリン放送交響楽団にて契約団員を務める。2009年からはイエナー交響楽団に移籍。結婚後パリに移住し、フリープレイヤーに転向。ヨーロッパを中心に音楽活動を続けている。2011年ベルリン放送交響楽団アジアツアーに参加。藤原みか、岩崎範夫、故カールハインツ・ツェラー、ジャック・ゾーン、ウルフ=ディーター・シャーフの各師に師事。
 
そして樋口梨絵さんも長崎出身の女性ピアニストです。
樋口梨絵◎プロフィール
長崎県長与町出身。2000年3月、福岡教育大学 芸術コース音楽専修を卒業。大学在学中の1999年、第27回長崎県新人演奏会に出演。同年、第44回西日本出身新人紹介演奏会にて審査員奨励賞を受賞。2000年、第1回九州音楽コンクール声楽一般の部にて伴奏秀演賞を受賞。第39回北九州芸術祭クラシックコンサートにおいて伴奏賞を受賞。今年2007年、第35回長崎県新人演奏会にて伴奏に対し特別賞を受賞。これまでに草野幸子、川口由紀子、福田伸光の各氏に師事。2010年度まで、長崎純心大学、活水高校にて非常勤講師を務める。現在、長崎・福岡を中心に演奏会に出演、伴奏・室内楽に取り組んでいる。
 
クラリネットとフルートとピアノによるクラシックコンサートはめったにお目にかかれないし、カフェ豆の手の届くような間近なステージでの演奏もまずないだろうと思います。
演奏曲は
Shostakovich [Waltz]
Debussy [Premiere Rhapsody]
Hue [Fantasy]
Arnold [Suite Bourgeoise]
Danzi [Sinfonia Concertante]

チケットは\2,500と要1ドリンクオーダーとなります。限定30名。2月29日(水)から電話095-825-4455とメールyon_ef@ybb.ne.jpで予約受け付けます。
クラシックファンならずとも必見のライブです。是非!
 
まだまだ3月のライブはありますが、いっぺんに紹介するとわけわかんなくなりますので、今日はこれくらいにしときます。