今日から営業してます。

はい、あっという間にという言葉を去年何度使ったことか。今年もさっそくあっという間にお正月が終わり、いつものカフェ豆がオープンしました。このブログには、いつものカフェ豆の様子をお伝えしていませんが、カフェ豆はいつものように営業してます。パスタランチもティラミスも、そして自慢のスペシャルティコーヒーをつかった極上カフェラッテをいつでも準備して、みなさまのお越しをお待ちしています。
今日はいきなり雪になりましたね。長崎で雪が降るのは珍しい。年に数えるほど。積もることは一度あるかないかぐらいです。今日も寒いけど積もるほどの雪ではないです。ふだんあんまり寒くないから、ちょっと寒いだけでみんな震えあがって家から出なくなる。そんなときちょっと頑張ってカフェ豆まで足を伸ばせば、そこはもう天国ですゼ、ダンナ。あったかいカフェラッテは、はっきりいってどこのよりも美味しい!(鼻タ〜カダッカ)うそだと思うなら、一度味わってくださいナ(笑)。
カフェ豆のコーヒー豆は、知るヒトぞ知る、博多のハニーコーヒーさんのオリジナルです。ハニーコーヒーといえば、いまや日本を代表するコーヒー豆の専門店。ここですhttp://www.honeycoffee.com/index.html 店主の「ハニーおやじ」こと、井崎克英さんはホームページでも紹介されているように「コーヒーのヘンタイ」です(笑)。私はここのコーヒーのあまりの美味しさに感動してカフェを始めちゃったのですから、ハニーコーヒーさんあってのカフェ豆です。今まで、ハニーコーヒーさんにはあまりに敷居が高くて、誰にもお知らせしていなかったのですが、おかげさまでカフェ豆も4年以上続けることができましたので、今年からは晴れてハニーコーヒーさんのスペシャルティコーヒーだよ〜って大きな声で言いたいと思います。言うからには、私もちゃんと最高のコンディションでラ・チンバリーのエスプレッソマシンを使いこなさなければなりません。エスプレッソマシンというのは生き物です。機械ではありません。いやほんとに。こちらのちょっとした気持ちの変化がコーヒーの味に出てしまいます。バリスタにとってマシンは相棒です。息のあったところで最高のコーヒーを抽出する。簡単なようでほんと難しいんですよ。何百万円もするでっかいオートマティックのマシンなら、そこそこ目をつぶっていても大丈夫なんですが、カフェ豆にある小さなセミオートのマシンは、ちょっとした加減でコーヒーの味が劇的に変わります。ま、簡単に言うなら昔のミニ・クーパーを自分でメンテナンスしながら常に改良を加えて、マシンのクセを見ながらつきあっていくみたいな感じです。抽出時のモーターの音や、コーヒーの表面に浮かび上がるクレマ(クリーム状の細かい泡)の状態や、抽出時間の微妙な違いなど…、考えたらキリがありません。そんなこんなを全体的に見ながら1杯のコーヒーが出来上がる。またカフェラッテのときはスチームドミルクをつくるときの微妙なタイミングで、そのきめ細かさが全然違ってきます。いまでもときどき失敗してやりなおしたりします。4年以上も毎日毎日やっていても失敗しちゃうんですね。それくらいビミョーなんです。でもきれいに出来たときは、みんなに「見て見て〜!」って言いたくなるくらい嬉しくなる。言いませんけどね(笑)。
ま、そう言うことで、今年もカフェ豆ちゃんはいつものようにいろんなことをやりながら、いつも美味しいコーヒーをみなさまにお届けできるよう頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。