ギャルリーコクトー再開!

えと、まだしばらく続きそうな今日この頃。何がって、雨じゃなくて、このところのバタバタです。それにしてもやっぱり歳とったなあ〜と思います。徹夜が堪えますなあ(笑)。
ということで、雨の中、カフェ豆に来ていただいたお客様、ほんとうにありがとうございます。この超不景気のなかで、大手スーパーのお弁当が200円台になり、都会ではコーヒーやオレンジジュースが無料というカフェができたり、コンビニが安売りを始めたりと、ちょっと前までは考えられないような過当競争の世の中であります。そんな中、カフェ豆のコーヒーはいまだに500円〜600円という、価格だけ見れば「殿様商売」と言われても仕方のない価格。でもですね、それでもちゃんとお客様に来ていただいているということは、それなりの、つまり価格に似合うだけのものが提供できているということなのだろうと思うわけです。カフェ豆のコーヒーは豆の質や焙煎技術が違います。日本でもトップクラスの質です。バリスタ選手権の審査をされる方が選んだ豆を自ら焙煎されているスペシャルティコーヒーですから、不味いわけがありません。当然それなりの価格もしますので、チェーン店のカフェののような価格は不可能なんです。なんか自慢話になってしまいましたが、たしかに今の不景気な世の中に1杯500円のコーヒーを飲むのは贅沢なのかもしれません。でも考えてみてください。不味いコーヒーを3杯飲んで3回「不味い」といいながら600円出すのと、美味しいコーヒー1杯飲んで1回「美味しい」といいながら500円出すのでは、どっちが得か(笑)、いえいえ、損得ではなく人生観の問題ですね。不味いコーヒーにしこたま文句を言いながら飲むのか、美味しいコーヒーをじっくりと味わう時間を持てる人生なのか…って、ちょっと大袈裟でした(笑)。まあ、それでもこんな時代だからこそ、質のいいものを選んで賢く暮らしたいものです。
 
さて、今日から7月。今年も後半となりました。そしていよいよカフェ豆ちゃんのアートギャラリー「ギャルリーコクトー」が3ヶ月ぶりに再開します!これから年末にかけて、怒濤のように繰り広げられるアートの世界。これまでもお客様から「入場料はとらないんですか?」とよく言われました。たしかにそれだけの価値はじゅうぶんにある展覧会をやってきました。しかしギャルリーコクトーは「本物のアートにカフェの気軽さでふれていただきたい」との思いで、すべて入場無料で、つまりコーヒー代だけで見ていただけるようにしてきました。もちろんこれからもそのようにしていきます。まずは7月12日(日)から8月1日(土)までは、世界を舞台に活躍する日本の彫刻家 堀内健二展 です。

去年、ギャルリーコクトーで個展をしてくれた島原の彫刻家 野島泉里くんの師匠です。わざわざ愛媛県から作品を持って来ていただきます。とっても楽しみです。堀内氏に関してはホームページがありますので、こちら↓をご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/choukokuka-horiuchi/
200円のコーヒーをペラペラの安物の複製画のかかった新建材の壁の店で飲むのか、500円の美味しいコーヒーを飲みながら本物のアートのある落ち着いた空間で過ごすのか。それはあなたの自由だ(笑)。