そりゃもう大忙しさっ(笑)

忙しくなると、今まで眠っていた仕事までがわりゃわりゃと動き出して、こりゃまたどうしたことかと慌てふためいて、いよいよ戦闘態勢といった状況。それと入れ替わるように、大型ショッピングモールのオープンとおくんちがはじまったせいかカフェ豆が暇になりました(笑)。先週までてんやわんやのランチタイムがこのあいだの日曜日から静まりかえっております(笑)。とにかくデザインの仕事をしっかりやらなければ。それから秋のランチ新メニューもまだ始めきれないでいて、おくんちが終われば長崎も秋本番ですからね。で、このあいだから言ってるイタリアンバールを目指した夜の営業はもうしばらくできそうにありません。気持ちはしっかりイタリア〜ンなんですけどね(笑)。
 
でも、おかげさまでコーヒーが美味しい、手づくりパンもめっちゃ美味しい!とあちこちから声をかけていただきます。夜の会食会などの予約もいくつかいただいています。イタリアものを中心にワインとちょっとした料理で承っております。ご予算に応じます。決して高くはありません(笑)。いつも「え?これでいいんですか、赤字じゃないですか?」などと言われます。普通のお店なら赤字でしょうけど、今は多くの方にこのお店を知っていただくのが先ですのでこれでいいんです。
 

ただいま開催中の「納富司写真展 旅の途中」。とても透明感のあるモノクロ写真が並んでいます。バリ島とニュージーランドの街の風景ですが、そこに納富司というフィルターによって、透明でとても静かな世界が佇んでいます。ふつうなら見逃してしまいそうな風景の微妙な陰影をスッと写し取ったような作品です。20枚ものパネルが並んでいますが、しっくりと壁に落ち着いています。おいしいコーヒーを飲みながら、ゆっくりと眺めていたくなる。静かな風景を眺めながら知らない間に自分の過去を回想しているような写真。おしつけがましいところや、逼迫した問題意識とか、そうしたものとは無縁の静かな空間です。
 
雲仙焼の石川ハミさん、といえば今年の5月にカフェ豆で個展を企画させていただいた陶芸家ですが、今月21日(火)〜26日(日)まで、長崎の浜屋デパート8階ギャラリーにて個展を開催されます。そのDMの制作をさせていただきました。

カフェ豆のときのオリエンタルな表現とは違って、純和風の茶道具を中心とした作品展です。今回もすばらしい器を見せていただけると思います。興味のある方はぜひお出かけください。
 

それから、昨年の11月にカフェ豆で開催させていただいた「松尾順造写真展 切支丹の窓」が、なんと私が今一番注目している文化雑誌「風の旅人」に、10ページ掲載されました。写真が掲載されるのにこれほどハードルの高い雑誌も少ないというのに、なんと10ページにわたっての掲載。ほんとうにおめでとうございます。

風の旅人 33号 Find the root永遠の現在 3 刻と哀

風の旅人 33号 Find the root永遠の現在 3 刻と哀

いやいや、これはすごいことですよ。で、タイトルが私が個展のときにつけさせていただいた「切支丹の窓」ということで、これまたありがたいことです。で、今年も松尾順造写真展を11月19日(水)〜12月14日(日)までカフェ豆にて開催します。いや、これはもうずいぶん前に決めていたことなんですけどね。なんと「風の旅人」に掲載ということで、この雑誌をカフェ豆でも販売させていただきます。編集長の佐伯 剛氏がブログで松尾順造さんの写真について語っています。
http://kazetabi.weblogs.jp/blog/2008/10/post-2734.html
価格は1200円(税込み)。この雑誌、雑誌なのに広告がないんです。もうそれだけでこの雑誌がただものではないことがお分かりでしょう。いつもいつもすごい写真と文章がぎっしり詰まっているのでドキドキしながら書店で買っていました。みなさん、そこまで言うのなら「風の旅人」を買ってやろうじゃないかというかた、是非カフェ豆で買ってください。そしたらバックナンバーも見ることができます(笑)。じつは私がカフェ豆のブログを「HatenaDiary」でつくることにしたのは、風の旅人の編集長のブログが「HatenaDiary」でつくってあったからです。それくらい影響受けてます(笑)。
 

じつは他にももっともっとお知らせがあるのですが、今日はこのへんで……そりゃもう大忙しさっ(笑)
あ、いくら忙しいといっても、カフェ豆は普通に営業しています。ランチもあればケーキセットもあればお酒も飲めます、おいしいチーズや生ハムだってあります、本も読めます、音楽も聴けます、アートも鑑賞できます。みなさん、お気軽においでください。閉店時間はあってないようなもの。遅くなっても開いていればOKです。来るもの拒まずです。みなさまご遠慮なくおいでください。