1月10日からマーサ野島作品展

おかげさまで、6日と7日の一泊二日の温泉旅行から帰ってまいりました。この一年間ほとんど休まず働きづくめだったせいか、温泉につかって夕食をいただいたら暴睡してしまって、気がついたら翌朝でした(笑)。それでも次の日はゆっくりと湯布院の玉の湯でランチして、無量塔のTan'sBarでお茶して帰って来ました。カフェ豆店主がいちばん刺激を受けるのが湯布院にある旅館「無量塔」です。もちろんカフェ豆とはお金の掛け方のスケールがまったく違うのですが、カフェ豆をオープンする前に、何度も何度も訪れてはあの質の高い空気感がどこから来るんだろうと考えていました。ハードだけでもソフトだけでもつくりえないアーティスティックで、なおかつ嫌みのない落ち着いた空間。単にお金をかけて贅を尽くした旅館はほかにもありますが、ここまでバランス感覚の行き届いたもてなしは日本国内でも数少ないと思います。正直うらやましくってしょうがない(笑)。いつかTan'sBarに負けないオリジナルでフレキシブルでトラディッショナルな空間をつくりあげたいと思っています。(今でもコーヒーは負けてない!)
今日は、お店で10日からの準備やら買い出しやら溜まったデザインの仕事をやっています。お店は明日までお休みですが、次々と「今日はお休みですか?」といろんな方がいらっしゃいます。申しわけありません。カフェ豆は定休日の月曜以外も、企画展の準備とかでお休みさせていただくことがときどきあります。ご了承ください。

さあて、さてさて、いよいよ10日から「マーサ野島作品展」がはじまります。明日会場での展示です。今のところわかっているのは作品が6点ということ。これをどう展示するかは今のところほとんど白紙の状態です。「え?たった6点なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは実際に見てからにしてください。作品の質的な密度と存在感を思えば、たとえ1点でも十分なのです。はたして6点も展示できるかなというのが正直なところ。それは実際に展示してみないことにはわかりません。鉄でできた壁面との関係や照明の考え方、期間中に流す音楽まで、できるかぎり作品が最高にひきたつということを中心に構成していきたいと思います。もしかしたらカフェの営業的にはマイナスにもなりかねないのですが、ここはあくまでビシッとギャルリーコクトーメインでやっていこうと思います。少なくとも長崎でははじめてのカフェ空間が生まれると思います。そして、今回の「マーサ野島作品展」、お知らせでは2月3日までとしていましたが、あと1週間のばして、2月10日(日)まで、まるまる1ヶ月間とさせていただきます。できるだけ多くの方に見ていただきたいと思います。お楽しみに!