おかげさまで

いつもいつも「おかげさまで」って書いてるカフェ豆店主ですが、ほんとうにみなさんのおかげで今年お店がオープンできて、3ヶ月を過ぎた今もこうしていろんなお客様に来ていただいて「おいしい！」と言ってくださるたびに、ほんとに「おかげさまで」というのはすばらしい言葉だなあと思います。人間一人で生きていけないのは当たり前だとしても、その当たり前のことが見えなくなっているときもあります。「有り難うございます」「おかげさまで」お店をはじめてからこの言葉が日本人の世界観までを表わしているということがよくわかりました。サンキューとは違って、相手に対して感謝の気持ちをあらわすのではなく、この世界そのものの慈悲を共有しているというお互いの確認の言葉ではないかと思うのです。あ、なんだか黒糖庵的になってきましたね（笑）。

年末年始の営業のお知らせです。
年末は12月30日（日）まで。
年始はなんと1月2日（水）から！働きもの〜！（笑）
ただし、1月6日（日）〜9日（水）まではお正月休みとさせていただきます。
そして1月10日（木）からは、先日ご紹介しましたマーサ野島作品展です。お楽しみに!!

このごろパンのテイクアウトのお客様が増えています。今日なんかははじめてランチに来られたお客様が「パンがとってもおいしかったので」と、帰りに6個も買っていただきました。そして手にはなんと大手ベーカリー「○ンク」の大きなビニール袋が。そう、お客様は○ンクのパンを袋一杯に買った帰りにカフェ豆のランチで食べた後、6個もさつまいものパンを買っていただきました。妻が「○ンクに勝ったぞ」と厨房でひそかにガッツポーズ。カフェ豆のパンは数量限定なので、テイクアウトが増えるということはランチに出せる数が減るということなのです。で、今日も「パンはまだありますか？」とわざわざ来られたお客様に「すみません、今日はみんな出ちゃったんです」と申しわけなく思っています。なかなかランチのぶん以上のパンを焼くには人手がなさすぎる。かと思えば多めに作ったときに限って昨日みたいにときどき余っちゃうこともあったりするのでもったいないことにもなります。今後考えなくてはいけませんが、今のところあるだけを買っていただくということしかないみたいです。それとランチも日によっては売り切れてお断りする場合もありますので、もし直前でもかまいませんから予約の電話をいただければとっておきます。お昼に予約の電話をしていただければ夜の6時でも9時に来られてもいいですよ。直前の予約でも、予約であればアイスクリームのデザート付きです。ちょっとお得なカフェ豆ランチの予約です。ご遠慮なくTEL.095-825-4455までどうぞ。

それから、忘年会・新年会の2次会にぴったりなのが夜のカフェ豆。近頃は宴会といってもベロンベロンになるまで大酒飲んで、送ってもらっているタクシーにゲロったりする豪傑が少なくなりました。カラオケもなんだかねえ、でもこのまま帰るのも寂しいし、おサレなバーもいいけどけっこう高いしバーではコーヒーが飲めない。お酒でもコーヒーでもおいしく飲めてゆったりくつろいでみんなで話ができるところといえば夜のカフェ豆でしょう（笑）。
これまでカフェ豆は店主が忙しいということもあって夜のカフェ豆はほとんど宣伝してきませんでした。もうメニューすら出してません（笑）。だから生ビールのサーバーを見つけたお客様が「あれ？ここってお酒もあるんですか？」と訊かれることもたびたび。じつはね、置いてるんです。ジンはビフィーター（ロック600円、カクテル各700円）とプレミアムのビフィーターウェット（800円）とタンカレーNo.10（800円）。日本酒はいつも全国ランキング5位以内の獺祭（だっさい）（700円）。ビールはエビス生樽（700円）とギネスのスタウト（800円）。ほかにスカイウォッカ、バカルディラム（ロック600円、カクテル各700円）。ワインも赤白フルとハーフボトルでそろってます。お酒は出してもカフェなのでもちろんノーチャージです。予約していただければパーティや会議のときだけのちゃんとしたオードブルや料理をご用意します。すでにいくつかの予約をいただいています。また定休日の月曜なら完全貸し切りパーティも大歓迎です。貸し切りでも飲食代のみでOKで、それぞれのご予算に応じます。ただカフェ豆のまわりは住宅地なのでドンチャン騒ぎだけはご遠慮ください（笑）。夜のカフェ豆はもうしばらくこんな感じで地味にやっていこうと思っています。きれいなおねえちゃんもいなければ、豪華な料理もありません。わずかなあてで地味に飲みたい方にはぴったりです。種類は限られますがお酒は美味いです。禁煙です（笑）。当然のごとく、聞き直すまでもなく禁煙です。聞けば、タバコ一箱吸うとレントゲンを一回撮ったのと同じだけ被爆するんだそうです。タバコを毎日一箱吸う人は20年間で7300回のレントゲンを撮り続けたのと同じだけ放射能を体内に取り入れているのだそうです。肝臓、腎臓、膀胱、前立腺のガンになったタバコを吸わない女性の7・8割がご主人がヘビースモーカーなんだそうです。核シェルターのようなところで吸わない限り、喫煙は他人に被害を及ぼしているんだそうです。ときどき赤ちゃんを抱きかかえながらタバコを吸う母親を見ますが、これってゆるやかな殺人じゃないかと思うんですが、本人はまったく意識がないのでしょうね。タバコの害はタバコが売れなくなると困るところから情報がシャットアウトされてきました。これだけネットが普及したために、こうした驚くべき情報も伝わるようになったのですね。ま、それはともかくカフェ豆はギャラリーという場の性格上当然禁煙なのです。