とどめのもうひと頑張り

昨日市役所に営業許可申請書をもらいにいってきた。お店は看板がついていないことを除けばほとんど完成していて、何度かウチワの飲み会や会議やパーティーなども開いたりして、かれこれ100人ぐらいの人たちには見てもらった。聞けばけっこう噂が流れていて、とにかくいつオープンなんだという話しが出回っているらしい。ありがたい。申し訳ない。そしてまだ「オープンはもうすぐ」としか言えない。さきほどもデザイナーの方たちに来ていただいた。ほとんど毎日いろんな方面の方々に来ていただいて嬉しいかぎりである。私はと言えば、ばたばたとデザインの仕事と開店の準備で多少お疲れ気味だったのだけど、こうしてオープンを楽しみにしていただいている方に接すると、どこからか元気が出てくる。もうひと頑張り。ここまで来たのだから今さら妥協したり流したりはすべてが水の泡である。オープン前のとどめのもうひと頑張りに突入だ。デザイナーさんと話しをすると、ほとんど何も言わなくてもカフェ豆のコンセプトをすぐに理解してもらえるのでうれしい。内装も家具も照明もすぐにその良さと手のかかり方をわかってもらえるので、それだけで嬉しくなる。カフェの中の片隅にデザイン事務所のデスクがあることの面白さも、わざわざ説明する必要がない。できればこんな人にたくさん来てもらって、カフェ豆をゆっくりと楽しんでいただきたい。
現在のカフェ豆を夜に外から見るとこんな感じ。

外にジャスミンとアイビーを植えたプランターを置いて、中には大きなクワズイモの鉢をふたつ。
ジャスミンは次々に白い花が咲いて、ほのかに香りを添えてくれる。

扉といちばん奥の鉄板の壁もいい感じで錆びてきた。

このあいだ、極北のカフェには土足厳禁!と豪語してしまったけど、その後もいろんな人からのアドバイスをうけて、またまた気持ちが揺れている(笑)。この床を土足ではもったいない。でも床を毎日毎日徹底的にきれいに掃除をすれば、下駄箱を置かずにすむから、見た感じもすっきりシンプル。徹底的に掃除をすれば土足でOKでお客さんも快適、インテリアもすっきり。う〜ん、なやまし〜。
ここまでできてて看板がなくて、通りすがりの人は「いったいここは何なんだ」といった顔で通り過ぎていく。そろそろオープン予定の張り紙でも出したいけど、なんせ日にちが決まらないので出すに出せない。通行人のみなさま、決して怪しいお店ではありませんのでご安心を。