今度の土曜はフリーライブ!

今週の土曜日。つまり3月6日の夜は、久々にフリーライブを開催します。飲み物、食べ物オール500円のみで、素敵なライブが楽しめる夜です。みなさんお誘い合わせの上おこしください。出演者は、おなじみ長崎弁シンガーの岡野雄一さんとハーモニカで参加の橘橋ノ介くん、オカリナとアイリッシュ・ホイッスルの立石佐保美さん、超絶技巧スラップベースのグッドマンさん。
  
そして今回初登場のアベさん。ほかにももうちょっと増えるでしょう。
このところライブのオファーがたくさんありまして、長崎県内だけでなく、まったく知らない大阪や東京のミュージシャンや音楽事務所からも連絡が来たりしてびっくりしています。カフェ豆はカフェでありギャラリーでありセレクトショップでありデザイン事務所ではあるのですが、ライブハウスまでは考えていなかったにもかかわらず、こんなに頻繁にライブをやるようになってしまいました(笑)。自前のPA機材すらもたないお店に、それも全国レベルのプロのミュージシャンが演奏しに来てくれることはほんとに有り難いし、それ以上にびっくりしています。ジャズ、ロック、フォーク、民族音楽、邦楽、クラシックなど、節操がないまでのジャンルの幅広さ(笑)。だけど再来週行なわれる谷本光くんだってそれはそれは凄いギターを聴かせてくれるし、彼の紹介で実現した今沢カゲロウさんなんて、ザビヌル・シンジケートのベーシストと友だちだったり、今月はインドでジョン・マクラフリンシャクティのベーシストといっしょにコンサートですよ。ザビヌルシンジケートって、もちろんあのウェザーリポートのリーダーのバンドですよ。ジョン・マクラフリンも若い人はご存じないかもしれませんが、そりゃもう神様みたいな伝説のロックギタリストですよ。アルディメオラやチックコリアとアルバムを出したりしてるのでジャズの人かと思われがちですが、昔はマハビシュヌ・オーケストラという大掛かりなロックバンドをやったり、カルロスサンタナと魂の兄弟とかなんとかって言ってたぐらいの人ですから(ああ懐かしい)。もうスケールでか過ぎ!って感じですよね。カゲロウさんには是非またカフェ豆で演奏してもらいたいと思っています。じつは「6月にどうですか〜」って言ってもらっているのですが、前回は日本で一番忘年会の多かった年末の金曜日にブッキングしちゃったもんだから、聴きたい人も聴けなかったので、こんどはちゃんと誰でも来れる日にと思っています。お楽しみに!それからもう2度もカフェ豆でライブをやってもらってるギター・パンダこと山川ノリヲさん。忌野清志郎&2・3sのギタリストだった人ですが、はやくも今年のカフェ豆ライブが決定しました。5月8日(土)です。今回はノリヲさん自らのご指名で、なんと我らが岡野雄一といっしょにライブです!楽しみですね〜。どうなるんでしょうね〜(笑)。ということで、今年も決してライブハウスではないカフェ豆ちゃんで、凄いライブが行なわれそうです。去年の後半はライブをやり過ぎた気がしたので、しっかりセーブしようと思っていましたが、やはり素敵なミュージシャンのライブはみなさんが楽しみにしていらっしゃいますので、できるかぎり頑張りたいと思っています。で、まずは来週に迫った「谷本光アコーストリックギターライブ」を大成功させなければなりません。みなさん、文句なしに凄いギターに酔ってください!3月14日(日)午後7:30スタート。チケット3000円+ワンドリンクオーダーです。ただいま電話予約好評受付中です。電話予約はできればカフェ豆の営業時間内にお願いします。ちなみにカフェ豆の営業時間は午前11:30〜午後8:00で、金曜日は午前0:00まで。日曜日は午後6:00までです。それから現在月曜と火曜が定休日です。それで、今回の谷本光ライブは緊急に決まって開催まで日数がないので、メールでの予約も受け付けます。アドレスはyon_ef@ybb.ne.jpです。予約メールをいただいた方にはかならず確認のメールをさしあげますので。もし確認のメールが2日以上届かなければお申し込みメールが届いていないとご判断してください。
今はカフェ以外の仕事がたいへんで、週休二日にしていますが、どこかの時点でせめて休みは週一にと思っています。それから土曜日はライブがないときでもお酒が遅くまで飲めるようにしたいなとも思っています。進化かどうかはわからないが常に変化するカフェ豆ちゃん。何が起こるかわからない、少しも目が離せないカフェ豆ちゃんをどうぞよろしくです。
 
2月いっぱい開催しました「藤城かおる写真展 眼鏡橋百景」を見に来ていただいた多くの皆様、ほんとうにありがとうございました。みなさんじっくり見ていただいて、とっても嬉しかったです。藤城くんの眼鏡橋の写真撮影は一日も欠かすことなく今でも毎日続いています。その様子は彼のサイト「眼鏡橋日記」にて見ることができます。
 
さて今週からのギャルリーコクトーですが、展示はしばらくありません。ありませんといっても単なる調整期間なのでご安心ください。近日中に次の展示がはじまります。こうやってときどき展示が何もないカフェ豆を数日つくるようにしています。それは作家さんの都合だったりギャラリーの都合だったりするわけですが、以前のようにビッシリ隙間なく展示を続けていると、どこかで無理が出てくるものなので、昨年の半ば頃から、ときどき何もない壁のカフェになります。カフェ豆が目指す「極北のカフェ」は、そうした何もない空間なので、かたち的には理想に近いのですが、何もなければいいという問題ではなく、それこそ以前ここに書いた「シンプルイズベスト」みたいな空虚な閑散とした空間でしかなくなるわけで。何もなくても濃密な精神的空間とはまた別な話なのであります。おそらく極北のカフェは誰も知らないような山の中にある小さな教会の礼拝堂ような空間で、テーブルがひとつと椅子が2・3個しかなくて…そんな理想をこのブログを始めた3年半前に書いてましたね。カフェをやろうと思い立ってからもう3年半になるんですね。あれからずっと目指すのは極北のカフェなのですが、なかなかいまだに南方をうろうろしているようなカフェ豆です(笑)。いいんですけどね。精一杯走り続けて、やっと老後に極北のカフェにたどりつければいいかなと思います。