今夜もフライデーナイトバール


はい、今夜はおなじみフライデーナイトバール。今日はライブもない静かなバールをお楽しみください。人気のローストポークも夕方に焼き上がります。このローストポーク、味付けが味噌仕立ての和風で、焼きたてだから、プルップルの美味しさです。生ビールはもちろん、ワインにも合います。そしてカフェ豆特製の手づくりパンもついてくるという太っ腹メニューです。これで500円。ちょっと安すぎかなとは思いますが(笑)、お酒もおつまみもオール500円と言っちゃったから仕方ないっス(笑)。

他にもいつものイタリア生ハム(プロシュート)や、今夜はチキンにパプリカやズッキーニがたっぷりのトマトソース煮があります。これが美味いんだなあ。夏にピッタリのイタリアンなメニューです。それほど忙しくない時は、夜にもパスタを単品でお出ししています。ライブなどで忙しい時は勘弁してください(笑)。パスタはタイミングが大切なので、ほかのことと一緒にできないので、ゆったりしたときに限ります。
 
今日は朝からデザインの仕事で西海市へ打ち合せに行ってきました。西彼杵半島をぐるりと一周して、お店に帰って来たのが12:30。それからいつものカフェ豆の仕事だったので、夕方になるまでの時間が長いこと長いこと。それからナイトバールの準備で、ズッキーニやパプリカを刻んだり、ローストポークを焼いたりしています。そのあいだにティラミスをつくったり、もちろんエスプレッソマシンで珈琲をいれたり。思えば、この歳になっていろんなことをやるようになったというか、やれるようになったもんだと思います。数年前までは考えてもみなかったことです。不思議なもんです。今、しばらく休憩していたギャルリーコクトーの7月からの具体的な企画をつめています。これまでオープンから18回の企画展をやってきました。これからもさらに内容を充実させてやっていきたいと思っています。ご期待ください。
 

毎日お知らせしておりますオットリーズのケルティックライブ。今度の日曜日です。6月7日(日)午後7時スタート。ワンドリンク付き2000円です。お気軽にお越し下さい。
 
日本におけるグラフィックデザインの第一人者、岡本一宣氏にカフェ豆でトークショーをしていただいてから、早くも1年が経ちます。あれからときどき、というかけっこう頻繁に長崎に来られている岡本氏。今日は岡本一宣デザイン事務所のホームページが一新された旨のメールをいただきました。
http://www.issen.co.jp/index.html
岡本氏の凄いところは、今でも自ら先頭に立って走っていらっしゃるところだと思います。まさにトップランナーです。ある程度実績をつけて、社会的な影響力が出てくると、まわりがチヤホヤして、ともすればそうした虚構の権威にあぐらをかいて、あごで人を使うような、まるで政治家(笑)のような態度になる人もいますが、ひとつはデザインという世界は、実績をつくる=クライアントの要望にどれだけ応えられるか、つまりクライアントがどれだけ利益を得る仕事ができるかで決まってしまいます。そういう意味では権威にあぐらをかけるような世界ではありません。岡本氏のコメントにこのような箇所があります。「総合的なグラフィックデザインメソッドに欠かせない三つのこと。知恵、美術、体力。それによってデザインは詩的な表現を生む。良いデザインとは良い文学のようにすべては描写しない。人の想像力を期待して空白を創ることだ。(紙の余白と言う意味ではない)その空白を心地よく埋める作業が人は好きだし、おしつけは無礼なことだ。デザインとは目的を理論化して芸術的なひらめきで物事を伝えることだ。渾沌とした東京の中でグラフィックデザインは人生の未来に希望を与えることができる。」クライアントの過酷な要求を満たすだけではなく、さらにその向こうに芸術を見ている。「デザインとは目的を理論化して芸術的なひらめきで物事を伝えることだ。」この言葉にどれだけ救われたことか。1年前のトークショーのときもそうでしたが、またしても「生きる勇気」をいただきました。ともすれば多忙という理由で妥協点を探しがちなデザインの仕事。そこをもう一歩踏み込んで、よいデザインへ向かって果敢に挑戦していこうと決意を新たにしました。ありがとうございました。